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「ヨガのポーズ」が「できる」ようになるために必要なもの(「股関節」のスピリチュアル編)


「股関節」の動きは、屈曲(前屈)、伸展(後屈)、内転(両脚をピタッと寄せる)、外転(横開脚)、内旋(内股)、外旋(外股)の6つ。
それを叶える「股関節」を取り巻く筋肉は、こんなにも多種類にわたり複雑です。

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解剖学アトラス 第3版」越智淳三訳


タイラー・モンガン先生から学んだマインドの『3つの悪魔』。

3つのうち2つが股関節に関係しています。これは、チベット系武術と中医学を合わせて考えられています。
 
・未来への恐怖ー腸腰筋

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赤ちゃんがハイハイから立ち上がろうとするときの不安定感を思い描いてください。急に重心が高くなり、からだが安定しない・・・「あっ、ころびそう」という恐怖(まだ転んでいないのに・・・)。これが記憶の奥底に残っていて、ときどき蘇るそうです。(ロルフィングの先生によると、記憶は、筋膜にとどまると考えられているそうです)
どんなときに蘇るかというと、「こんなことは起こってほしくない」と考えているとき。頭の中は未来のことでいっぱい。何もまだ起きていないのに、恐怖が沸き上がり、その恐怖が私たちを足止めします。

腸腰筋は、背中と脚とをつなげている筋肉。成長とともに、腸腰筋は長くなり、立つ姿勢を安定させます。ところが、反り腰がクセになっていたり、歩くときやしゃがむときに股関節を使っていないと、弱く硬くなってしまいます。
船のポーズ、ナヴァ・アーサナは、まさに腸腰筋を使います。アシュタンガヨガでは、5呼吸を5回も(!)繰り返します。「あと何回だろう?早く終わればいいのに・・」なんて、未来に思いをはせず、「今」に焦点を当てるのが、腸腰筋をうまく働かせて安定した居心地良いアーサナを作るコツかもしれません(自戒をこめて・・・)。
中医学では、腸腰筋は「魂の座」と呼ばれているそうです。



・現在の心配/不安ー梨状筋

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パドマ・アーサナ(蓮華座)を組みときに使う太ももを外側に回旋させる筋肉が、梨状筋。主な働きは歩くときに仙骨(骨盤の一部)を安定させること。
仙骨からかかとに伸びる神経、坐骨神経は、この梨状筋が硬くなるとつぶされやすい。Wikipediaによると腰から脚に下っていく痛みが出るそうです。これは、
 「今のいるところが居心地良くないヨォ」「自分を表現できないヨォ」
というからだからのメッセージが「不安」という形で、届いているのかもしれません。それなのに、脚が痛くて動けない。不安は膨らむばかり・・・まるで、何かに捉えられているような感じ・・・

☆今現在の不安に囚われてしまったら・・・
タイラー先生の処方箋は、「自分の心臓に手を当てて鼓動に耳を傾ける」こと。
これは、効きます!自分を取り戻し、環境を変えていく力を取り戻すことができるのです。

・参考までに、3つ目の「過去の怒り」は広背筋に関連しています。また、別の機会に!


年齢を重ねると女性は緩みやすいと言われています。

からだ⇆心
からだと心はつながっている!股関節のトレーニングで「マインドの悪魔」とさよならしましょう!


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