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サラエボ通信第3号

私のやってる店のフリーペーパー、サラエボ通信第3号が出来たので掲載します。

〇日々の事

僕の家の近くに団地があります。車通りが少なくて道も広いので歩いていて気持ちが良いです。不思議なのは、8時とかで暗くなるとその団地の周りを歩いている人が全然いない事です。団地には人は住んでいる様なのですが。そこの団地の北側の隅っこに小さな公園があります。特に遊具は無く、早朝にゲートボールやってるんだろうなという感じです。そこの奥の方に背もたれの長い西洋風の椅子が2脚、広場の方を向いて置いて有り、ただでさえ不気味なのですがその後ろ足2本が敷地の境界のコンクリートの枠の上に乗っている為に軽く前のめりになっていてさらに怖い。若い人ってのは何でもやばいって言うので本当にやばい時どうすんのって思う時があるのですが、あの椅子の事をやばい、と言うのでありましょう。1ヵ月前位に久し振りに人を連れてその公園に椅子を見に行ったら無くなっていました。無いと無いで怖い。やばい。代わりにその辺りに、木の足場みたいなのが組んでありました。工事でもするのでしょう。夜に行ったのですが、その足場にLEDのライトが巻き付けてあって光っているその様が現代アートの様でした。

〇本について
韓国の友人が益田ミリが面白くてはまってると言うので、1年前位に15冊位読みました。エッセイやマンガを描かれています。4コマみたいなていのを描いてます。例えば、かりあげ君とかぼのぼのみたいな。最初に中古で「世界は終わらない」というマンガを買いました。面白かった。本のそのタイトルも気に入っていました。その後に、15冊位一気に買いました。マンガは面白いのですが、エッセイはというと、面白いには面白いというか興味深いものはあるのですが、読めば読む程、こいつ性格悪いなーと思っていきました。もういいかなって思っています。

○音楽について
1年に1曲は、自分の中で今年出会った良い曲ってのがありました。この頃はそこまであるような無いような考えてないような。例をあげると、森山直太朗のどこもかしこも駐車場、くるりのエブリバディフィールザセイム、アウトキャストのヘイヤ、スヌープライオンのヒアカムズザキング、N.E.R.Dのシーウォンツトゥムーブ、トゥーツアンドメイタルズのモンキーマンのカバー、ソウルフラワーユニオンの嵐からの隠れ家、チャットモンチーの心と頭、エレファントカシマシのレインボー、真心ブラザーズの素晴らしきこの世界、ランシドのラストワントゥダイ、タートルアイランドのアホープか。書けば書くほどミーハーが出ているような。この頃それが無いのは、新しい曲を聴かないとか知識が増えたのもあると思うけど、ラジオ聴かないのが大きい気がします。そこには偶然の出会いがあった。もう2つ、好きな曲を思い出したので書くと、竹内まりやの静かな伝説、あと古いけど5年前位にその年のベストと思ったので、ムーンライダースの髭と口紅とバルコニーんな風に音楽に感動してゾクッとしたいと思います。あと、竹原ピストルの例えばヒロ、お前がそうだったように。一度でいいから、ライブへ行きたいのは、TMネットワークとチューリップとMITSKI、SUEDEと韓国のJAURIMかしら。

○風景
沼津で暮らしていると毎日の中で気にする事の1つに、今日は富士山見えるかな?というのがある。富士山が見えるというのはそれだけで特別で有難く思える。他で、名古屋の生活と違う所は、とんびが高い所を飛んでいてピョロローって聞こえるところ。海から3キロ位離れてる僕の家の上を飛んでいるのは面白い。それに対して海を感じたりする。庭にいると、沼津に来てから始めて聞く色々な鳥の声があって面白い。16時頃に騒がしい鳥の声が楽しい。狩野川に座って対岸(南側)の甲羅の方を見ていると、狩野川は海で、向こう側の陸が島のように見える。山のせいかもしれない。うまく言えないけど、遠くが見えて楽しい。

○店の事
添地町飲み屋街にアンクルの店がオープンした。これで、この辺りには8つの店がかたまってる事になる。そう考えると中々あるなと思う。遅くまでやっている店もサラエボだけじゃないし。最近あまり見ないけど猫も歩いてるし。落ちつく感じがして、いい所だと思っている。サラエボの前から、割と広く空が見えるし。アンクルの店が増えた事でこの辺の音楽の幅がまた広がった。エンターテインメント性の高い飲み屋街、添地町へお越し下さいませ。サラエボはまだ花火余っていますよー。

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