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風邪をひいた


夫にうつされて風邪をひいた。
せっかくの祝日に、朝から翌朝までほぼベッドにいた。

だいたい去年くらいまでは、風邪をひくと
喉の痛み→乾いた咳と鼻詰まり→痰が絡んだ咳→完
という流れが定番だった。

でもここ最近(やっぱり30代になってから?)その定番の流れが崩されつつあるような気がする。発熱することがまず増えた。あとは喉の痛みから咳への移行がスムーズじゃなくなった。その分鼻詰まりが減った。かぜ薬にも頼りたくなくなった。
加齢に合わせて、ウイルスや菌との戦い方が変わってきたんだろうか。


最近読んだ本に、こんな文章があった。

もちろん誰でも、調子のいい時ばかりではありません。ですが、いつも絶好調でなければいけないのでしょうか?大きな流れの中では、むしろ快調な時もあれば、不調な時もあるのが自然の流れだと思うのです。
(中略)
風邪などの不調も、長いサイクルの中で見れば、身体のバランスに普段よりも大きな揺らぎを呼び込んで、ガクッと大きく脱力することで、より良い回復へと導くプロセスです。

「生き抜くための整体」 片山洋次郎

そうか…そうか…
きっと季節の変わり目に免疫をアップデートするため風邪をひいたんだろう。ここからしばらくは、引越しに向けた準備とか旅行とか不妊治療もまだまだ控えてる。今しっかり休んでおこう。



今は微熱まで下がって、社畜さながら熱さまシートを貼りながら仕事をしている。
休みたかったけど、今日はなんと2人も突発のお休みがいた。もしかしたら季節の変わり目で2人とも風邪をひいたのかもしれない。
なんか勝手に連帯を感じた。

今の状態で、走るとか引っ越し作業とか体力を使うことはできないだろうと思う。でも、椅子に座ってカタカタPCを使うだけならまあ低空飛行だけど出来ちゃうなと思う。それでも、やっぱり仕事をしていると、疲れる。体が熱くなるのを感じる。できるなら寝っ転がっていたい。

仕事では、「何」力を消費してるんだろうと思った。
気力?でも気力はなんかもっと全体的な意味合いがある気がする。心身合わせてみなぎる力を意味してるような。感覚だけど。

そうなると知力?まあそれが一番近いのかも。体はじっとしててもやっぱり仕事をしていると何かは消費してすり減っていく。


そして、今日が結婚記念日だということを夫に言われるまですっかり忘れていた。

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