体外受精の記録 ＃１２
今日の私はさすがに偉すぎる。
前日１８時に決まった今日の通院のために、どうしたら休まず勤務できるか様々なオプションを考え、ランチを３０分返上して前倒しで業務をさばき、定時ちょい前にこっそり家を出てクリニックにも遅刻しないで間に合った。
間に合うかな...トラブル起きないかな...と常にソワソワしてた。
仕事が休みにくいというわけではない。ただ、今週もう１回休むことが決まってるから、今日は何食わぬ顔で仕事をやり遂げたかった。
かたや、夫。
通常通り出勤の上、夜は飲み会。
夫婦で同じ目標に向かって不妊治療に取り組んでいても、清々しいまでにスケジュールが違う。
不妊治療に関するイライラは夫でしか発散できないので、昨日はしっかり夫に当たった。
そして病院へ。
採血結果の待ち時間が１時間もあったので、近くのカフェで軽食を取った。仕事で返上したランチ分！と思って家族カードで支払っておいた。
診察を終えて、いよいよSEET法実施！
子宮に細い管を入れて注入。痛みはほとんどなし。
SEET法とは
受精卵を培養する際に使用した培養液を、胚盤胞移植の数日前に子宮に入れること。最近の研究では、受精卵が成長しながら子宮へ向かう間に子宮に向けてシグナルを発しているらしいというのが分かっているそう。それを人工的に生み出そう！というもの。
ということで、うちらのシグナル、届けーっ☆