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京都・大阪の旅 1日目


仕事の資料で「internship」という言葉を見かけてから、Nicki mimajの「Starships」という季節外れの曲が頭の中で流れている。
「ships」しか合ってないのに...。
テンション爆上がりするからいいけど。




さて、この3連休に夫と京都・大阪に旅行をしてきた。
秋晴れの、半袖がすごく気持ちいいけど、実は最高・最低気温の差が10度近くあるそんな2日間。


京都に着いてすぐ、腹ごしらえとして明石焼きを食べた。5年前くらいに食べたときは味が薄くて物足りなく感じてあんまり好きじゃなかったけど、今回旅行するとなって急に明石焼きが食べたい!と思い立った。

食べてみると、美味しい...!
まず出汁が美味しい。そのまま飲んでもいい。明石焼きも、味があんまりないようで表面の焼き目にしっかりと出汁の味が出ていた。5年前よりも確実に、出汁の味わいとかシンプルな味付けに気付けるようになれた自分の変化が嬉しかった。


からの、大阪へ移動して今回のメインイベントの1つ!万博記念公園〜!
初めて来たけど、めっちゃよかった。お気に入りになった。

まず太陽の塔がお出迎え。初めて本物を見た...!横から見ると真ん中にある顔が浮き上がってるのが分かる。そして後ろにも太陽が!ちょうど本物の太陽と近い位置にある時に写真が撮れた。

人類の進歩と調和。1970年に掲げられたテーマだけど、今もずっと変わらない問いだよなあ。

公園の入り口入ってすぐそびえ立つ塔



横から


後ろから


屋台がたくさん出るイベントがやってたのでそこで追加のお昼ご飯!
「チャーライ極」というお店の名物「チャーライ」が美味すぎた。

チャーハンに卵がのってるというもの。チャーハンにニンニクがきいていてまずベースが美味い。そしてフライドオニオン(ガーリックかも?)のガツンとくる濃い味と、醤油ベースのタレと卵が絡んで合う。さらに付け合わせの紅生姜がアクセントとなって口の中が背徳で満たされる...。
初めて食べる組み合わせでとてもよかった。

ビールと合います言わずもがな


その後は公園を散歩して、国立民俗学博物館へ。


地域ごとに分かれていて、様々な時代の手仕事の産物が展示されている。
ちょうど同じ頃、「サピエンス全史」の帝国主義と科学技術、資本主義について書かれた章を読んでいた私は複雑な気持ちで展示を眺めていた。
ここにある素晴らしい文化のどれくらいが迫害を受けてきたんだろう...。

そんな気持ちを夫に話したら「感傷」と表現されて、なるほどまさに感傷だと思った。初めて世界史を学んだ時のような感傷。ヨーロッパ諸国への一方的な嫌悪。我ながら非常にチープな感傷だなと思う。でも、久しぶりに「難しい本」を読むことで自分のものの見方に対する視点が増えたというか復活したような感覚も同時に覚えた。今は頭の中に小さな知識が点在していて、新しい刺激が加わることで点同士が反応し合って感傷に至ったのかもしれない。だからこれからも、小さな点をどんどん増やして、いつかはそれらが繋がって自分なりの考えとか捉え方に昇華できたらいいなーと思った。

結局陳腐な結論だけど、感傷を感傷で終わらせず、色んなことを知って考え続けることが今の自分には必要だと改めて実感した。


そして京都へ戻ってきて、クラフトビールのお店で一杯やってから、前から気になっていたアンティーブというお店へ。


初日の夜は更けていくのでした。



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