【先生の本から学ぶ!】感情をコントロールすると、本当の自分と出逢えなくなる
本日は、”先生の本から学ぶ!”というテーマを通して、塾生が心に響いた先生の言葉を本の中からピックアップし、【マインドの法則】の世界観をお届けしていきたいと思います!
まずは
『トップアスリート、一流経営者たちがこぞって受ける
<小さな自分>から脱皮する心の授業(大和書房)』
の中から、こちらのQ&Aをお送りいたします。
私も多くの人と同じように、随分と長いこと、感情をコントロールできるようになりたい・・と思っていたように思いました。
もっと言えば、こんなに苦しむくらいなら、感情を失くしてしまいたい、心が消えてしまえばもっと楽になるのに・・と思ったことさえありました。
いつも冷静な人、いつも穏やかな人を見て、自分の未熟さが嫌になり、他の人ができている(ように見える)ことをなぜ自分はできないのか・・。なぜこんなに暴れ回る心が、自分の中にあるのか・・。自分自身の感情を持てあましていたと思います。
けれど、「その感情こそが、自分という存在を確かなものにしていく」という先生の言葉どおり、揺れ動く心そのものが”わたし”を教えてくれているのだということが、今ではとても豊かな世界になっていて、大切にしたいものになっていることに気づきました。
これこそが、久瑠式トレーニングの醍醐味。
「気づいた時には変わっていた」のスゴイところです。
自分の感情から目を逸らさなくなると、誰かの感情に対しても、ちゃんと向き合える力が、”本当に”ついてくる・・。
気づいたら、目の前に在るその人の心を知りたくなっている、他者に対して自然と「関心」が湧いてくるのです。
これは、他人のことにまったく興味がなかった私としては、ちょっと内緒にしておきたいくらいの照れ臭い変化でもあります。
それはあまりにもナチュラルで、無理がなく、抗いようがない世界。
人間という存在を、むしろ嫌ったままでいたいと思っていた天邪鬼な私が、人への温かい気持ちが加速していくことに戸惑いながらも、もう今ここに”その想い”があるのだから誤魔化しようがない・・。
そんな自分に、どこか幸せを感じている自分がいるのです。
「他人を受け止める」というのは、どれだけ意識して努力したとしても、そうそうできるものではありません。
でも、以前の私は、それでできていたつもりになっていましたから、非常に厄介だったと思います。
どこか、「他人に寄り添えていない人」「優しくない人」には、自分は当てはまるはずがないと、タカを括っていた気がするのです。
都合の良い自分だけを見て、厄介な自分からは目を逸らしている・・。それ自体、無自覚な領域で起きているのですから、その事実に気づけるということが、実はスゴイことです。
久瑠式トレーニングでは、今の自分がまだ出逢えていない、知るよしのない自分自身(潜在意識の自分)に出逢っていける唯一無二のトレーニング。
そこではまず、自分の内側にうごめく感情の揺れを大切に受け止めていく「構え」、自分と向き合う「姿勢」「在り方」から学んでいくことができます。
見たくない感情を厄介ものとしてないがしろに扱うのではなく、そこにどんなものがあったとしても、真正面から向き合うことでとてつもないパワーに変えていくことができる・・。
学びを重ね合わせていくことで、「こんな力が自分にもあったんだ」「人間って、すごい・・!」と、その感動は膨らむばかりです。
一人ひとりが、自分の感情をどう扱うのか。これはとても重要なテーマだと感じます。
けれど世の中には、その感情を押し込めたりコントロールするような方法、または暴発させた感情を開き直って正当化する方法など、結果的に歪みを生じさせてしまうものが多くあるように思います。
それでは、いつまでたっても本当の自分に出逢うことはできません。
【マインドの法則】が教えてくれているのは、誤魔化しや偽りが入り込むことができない「在りのまま」を受け止めていく在り方。
そこから生まれてくる美しく温かいものが一人の人の内側に生まれ、それが自然と人と人との間を温かく繋いでくれるのだということ。
今回の
Q:『どうしたらうまく自分の感情を、コントロールできるようになれるのか』への
先生のANSERは、
人間として生きることを全肯定してくれているような、そんな大きな愛と、後押しを感じずにはいられません。
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《本日の参考図書》
トップアスリート、一流経営者たちがこぞって受ける
<小さな自分>から脱皮する心の授業(大和書房)
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