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吹雪の根室本線(北海道その5)

 今日は北海道最終日。車で移動しながら根室本線を撮影する。まだ日も登らぬ早朝、車のフロントガラスはびっしりと氷雪が張り付いている。
(2024年1月訪問 北海道4日目)

 まずは布部駅で駅撮りをする。降り積もった雪が北海道らしい雰囲気を醸し出している。何枚か撮ったら次に移動。

布部駅

 しかし、この雪景色である。ホワイトアウトが何なのか理解できる。道路も、畑も、空までも一面の白。赤いポールが無かったらまっすぐ走ることもままならない。

一面の雪

 あらかじめ調べていた踏切に到着。天気が良すぎて粉雪で車両が見えないくらい。

天気が良い

 さて、次の列車まで相当な時間がある。ずっと待つのも勿体ないので、車を走らせることにした。目的地は狩勝峠。日本三大車窓と言われた景色を車で見に行く。

 雪道の運転も慣れてきて、軽快に国道を走る。展望台に登ると激しい風が吹き付ける。こんなに天気が良いのに体温がどんどん奪われる。しかし、峠から一望する景色は素晴らしい。

狩勝峠

 一通り写真を撮って、先程の撮影ポイントまで戻る。しかし空模様があやしい。雲は厚くなり雪がぱらついてくる。そして時間とともにどんどん強くなる。列車が来る頃には猛吹雪である。

あんなに晴れていたのに、ものすごい吹雪

 吹雪の中で撮影出来たし、あとは帰るだけ。しかしそれが大変だった。車のセンサーが凍りついてクルーズコントロールは効かなくなるし、飛行機は大幅に遅れるし。結局羽田に着いたのは深夜1時近くだった。

24:43に到着

 結局、羽田空港のホテルに泊まることにした。


移動の経路


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