もしも、真面目高校生の僕が初めてノー勉で期末考査に挑んだら①理由編
中学の半分は、不登校。
今だって、たまに学校に行けなくなる。
そんな僕が、学校の先生方から言われる理解のできない一言。
それは、〝真面目〟である。
僕は、その一言を全く理解できないし、何を言われても認めれる自信がない。
これは、自称:不真面目で他称:真面目な僕が初めてノー勉で期末考査に挑んだ話である。
僕がノー勉で期末考査に臨んだ訳
自称不真面目と言えど、周りから見れば真面目な僕がノー勉で期末考査に挑んだ理由は、主に
①体調不良
②中間考査を受けることが出来ていなかったから
③諦め
の、三点である。
この三つの理由を少し深掘りしていこう。
①体調不良
これは、深掘りする必要がないと思うかもしれないが、一番大事かも知れない。
何故なら、これが全ての起因となっているからである。
まず、委員の大切な仕事が終わった頃僕は完全な不眠に陥っていた。
いつもなら安定剤を飲めば眠れたのが、全く眠れないのである。さらに、朝は全く動かないでいたのだ。
〝これは、マズい!〟
そう思った時には既に遅かった。
病院の予約は埋まっていて、僕が結局予約を入れられたのは、中間考査の一週間前だった。
病院に行って、初めて睡眠薬を処方されたが慣れるまでに時間を要し、体調不良回復に専念するため中間考査を休んだ。
ただ、夜眠れても朝動けないのは変わらないと気付いたのは、睡眠薬が馴染みようやく眠れる様になってきた頃だった。
朝動けないのと、度重なる体調不良。
期末考査前には、このご時世に一番危ない咳が止まらないという症状まで出始めた。
②中間考査を受けることが出来ていなかったから
上記の内容より、体調不良にふせていた僕は回復のため中間考査を休んだ。
ただ、中間考査後も一向に体調は治らなかった。
高校では、中間考査と期末考査を共に休めば、二学期の成績がつけられなくなる。
そのため、無理にでも期末考査を受ける必要があったのだ。
つまり、どれだけ点数が取れなくてもとりあえず期末考査で行かなければならない状況にあったのだ。
③諦め
体調の状態や出席日数、成績、その他様々な問題を抱えた状態で余裕を持って勉強をすることは、出来ない。
そう考え、科目を絞り勉強をした。
度重なる体調不良で学校にも行けていなかったのだ。当然、難しく容易く理解できる内容など殆ど無い。
それに加え、先生に質問に行く余裕も体力もない。
〝諦めて、次の考査でみんなに追いつける様にしよう〟
そう思考を切り替えるしか、僕には為す術が無かった。