クルミシタ園芸楽

コロナが始まった頃に子供達と外に出たくて出逢った大きな胡桃の木。初めは冷たくて恐いと感…

クルミシタ園芸楽

コロナが始まった頃に子供達と外に出たくて出逢った大きな胡桃の木。初めは冷たくて恐いと感じるほどだったけど、5年の月日が過ぎて、今は家族みたいな存在に。その下で、どうしても辞められずに続けている事、家庭菜園としては少々広すぎる畑と沢山の果樹、子供達と焼き芋したり、木登りしたり…

最近の記事

さつまいもの収穫始まりました

まずは、まだスイカ食べれて嬉しいな!と夏のような暑い日が続いていますが、小さなスイカまで、全て収穫が終わり、本当に本当に今年最後のスイカが残り一つ冷蔵庫に入っているのみとなりました。去年の教訓であまり早く植えなかったのと、防鳥対策でビニールトンネルをかけたら、受粉が上手くいかず、ビニールを外して実が付いたのが遅く、そこへきてまたカラスに突かれるなどの問題もありましたが、結局は沢山のスイカを最後まで味わう事ができました。 そして、さつまいもの収穫が始まりました。 糖分が芋の

    • 8月ももうすぐ終わり

      8月ももうすぐ終わり、朝晩少し涼しくなってきましたが、もうしばらくすいか生活をさせて下さい。 赤と黄色の小玉すいかを枝豆の1列を挟んで植えたのが、全部黄色になってしまいました。去年はならなかったから気にしていなかったんですが、調べたら黄色の方が優性だそうです。 今年、在来種も作ってみたので種取をしてみています。 トマトが溢れ出すこの時期にはサンドライやソース作り。 天日干しをしたい時は天気予報をよーく読む必要があります。うっかり、天気予報を見ないで始めるとカビてしまいま

      • 8月のクルミシタ園芸楽

        溢れてくる野菜の加工で忙しい季節です! きゅうりは追いつかないけど、出来るだけでも佃煮にして冷凍します。 大葉も反日陰で栽培すると大きくても柔らかい葉っぱが、沢山! 火を通せば、小さくなってしまうので、時間があったらもっとやりたいぐらい。 万能みそダレ。冷奴やおにぎりに。 みょうがの甘酢と梅酢漬け 全ての作業が追いついていないこの状況は、もう慣れるしかありません😅 ホーリーバジルティーでほっとひと息。

        • 7月のクルミシタ園芸楽

          柿の摘果作業をしました。 一本の枝に一つの実。下を向いていて、形が良く傷など無いものを残します。とてももったいない気持ちになるのですが、干し柿にする時に大きな実だと作業も捗ります。小さいと中まで固めの干し柿になってしまうけど、大きければ外は固め中は柔らかめと絶妙なバランスになるのです。 除草剤を使用しない、当農園では、除草作業の軽減化のために作物の間の通路に麦とヘアリーベッチを蒔いて草マルチにしています。 作物が育ち難く手の回らない場所にヘアリーベッチを緑肥として蒔き、

        さつまいもの収穫始まりました

          梅雨入り

          昨日は、梅雨の晴れ間に玉ねぎの収穫をしました。 化学肥料を使わずに、有機肥料も入れ過ぎに注意して、出来るだけ自作の堆肥を使い、ボカシや液肥も納豆菌や乳酸菌の家庭で簡単に用意できるもので作って使っています。 玉ねぎは肥料喰いと言われる野菜、スーパーに並んでいるような、立派な玉ねぎではないけれど、小さくても、ギュッとみのしまった甘くて美味しい玉ねぎが採れました。 そして、昨日は収穫体験にも二人のお客さまが来て下さいました。 二股に分かれた大根を抜いて、びっくりしたり、桑の実を

          あっという間に6月

          昨年の、秋に種をまいて冬越ししたそら豆、すごいアブラムシの被害で収穫までいくのは無理かなぁと思っていたけど、大きな豆になった。この長野県の寒い冬をよく頑張って乗り越えたお陰かとても甘かった。 6月はハーブが元気な季節です。 ハーブビネガー、フレッシュハーブティー、ピクルスなどに使っています。 ローズマリーはこのあたりでは越冬できない場所もあるのですが、みょうがとのコンパニオンプランツがよいと聞いて、囲いの中に挿木したものがよく育っています。反日陰ですが、越冬する事ができまし

          あっという間に6月

          5月のクルミシタ園芸楽

          いちごが採れ始めました!一昨年に苗作りして植えた株に去年は実を成らせることが出来なかった。でも、今年は沢山実を付けてくれました。 一般的ないちごの旬とはずれていますが、春から夏にかけて長い期間食べられます。建物の陰で半日日陰になってしまう場所に植えています。家庭菜園としての醍醐味はヘタが赤くなるまで完熟させる事です。今回は初物で待ちきれませんでした。隣にはコンパニオンブランツとしてニラがあります。自然に種が飛んで畝の間にも沢山生えていて、銀色マルチの効果もあってか、この時期

          5月のクルミシタ園芸楽

          4月のクルミシタ園芸楽

          ゴールデンウィーク前半に入りました。4月もあっという間に終わりそうですが、この春にできた畑仕事も沢山ありました。ちょっとだけ、振り返ってみます。 天然素材を使った支柱を絹さやとそら豆に作ってみました。冬に剪定した、桑の徒長枝と雑草の蔓です。 園芸用いぼ竹は、数が足りないので、剪定木や伐採竹も使っていきます。 春玉ねぎ苗の定植。 春は風が強いので、マルチが、剥がされないようにいぼ竹を置いたアイデアは家がおとなりの90歳をすぎるおばあちゃんから習いました。マルチキーパーよりも

          4月のクルミシタ園芸楽

          春の畑、野山の幸を

          寒かった冬をじっと耐えてエネルギーを貯えていた野山の生命力が一斉に芽吹く季節になりました。 畑のヨモギも芽を出したと思ったら、勢いよく成長を始めています。 ふきのとう、タラの芽、うど、コシアブラなど山菜が続々と直売所などに出てきます。 これらには、独特のよい香りとにがみとえぐみがありますよね。この苦味のある新芽には光合成を行う上でなくてはならない葉緑素(クロロフィル)中学の理科を思い出します^_^ とミネラル、ビタミン、酵素が豊富にふくまれていて、胃腸の運動を活発にしてくれま

          春の畑、野山の幸を

          果樹の花や新芽

          今日は自分の勉強の為にも、クルミシタ園芸楽にある果樹の花や蕾、新芽について簡単にご紹介します。 これは前にも何度か登場していますが、畑の名前の由来にもなっている、シンボルの大木、クルミです。 これはカキです。おおきな葉芽もあるので花芽との区別は外見ではできません。先端付近にしかつかない花芽を切り詰めず果実がなるように残した枝です。 これはブルーベリーで、花芽が大きいので、葉芽との区別が一目瞭然です。カキと同じく先端付近にしか花芽が付きません。 これはスグリです。開花よ

          発芽の瞬間!

          野菜作りには「苗半作」と言う言葉があるように、育苗はとても重要で、難しくもあります。 温度の加減でこちらでは「眠っちゃった」と言ったりしますが、発芽しない事もあるんです。 なので、発芽は、私の中で農作業の嬉しい瞬間にランク付けをするとすると2位か3位です。 農作業の嬉しい瞬間ベスト3 1位 収穫、 2位 発芽と開花は同位 種を蒔いて、発芽するかしないかを期待と不安で待っている、そして、発芽した瞬間は本当に嬉しいんです。 その後の管理も徒長苗と呼ばれるひょろひょろとしたも

          まだ寒いけど、春はすぐ近くまで

          3月に入って、身も心もそわそわしてきます。寒いのと暖かいのを繰り返して春はやって来るんですね。積雪や土が凍っていたり、ぐちゃぐちゃとぬかるんでいたりするので、よい時間帯を見計らって少しずつ畑の準備を始めています。 果樹部門 剪定は手の届く範囲、出来る限りという事でこの辺りで、切り上げる事に。 クワ、クルミ、クリ、カキ、モモ、ウメ、アンズ、グミ、スグリ、オウトウ、ブルーベリーなど、一通り全ての木には触ったので、よしとしよう! 梅の短果枝。こういう短い枝に実が付くので残します

          まだ寒いけど、春はすぐ近くまで

          2月のクルミシタ園芸楽は

          2月の初め、まだ畑に出られない寒い日に、今年もおぎはら植物園へ行ってきました。本当に沢山の種類の草花があり、迷ってしまい選ぶのが大変。同じ鉢の中に山野草なんかも混ぜると水くれのタイミングも違うかな…と思いながら、小さくて可憐なお花に惹かれてしまい、雪割草、ひな草、ジュリアン、ネモフィラとシルバーリーフで寄せ植えをする事にしました。 ネモフィラはひたちなか海浜公園に憧れて、種から挑戦しているけれど、5月過ぎの気温が上がって来た頃に順調に発芽はするのに若い新芽のところを一晩で全部

          2月のクルミシタ園芸楽は

          大寒の仕事

          寒いのが大の苦手な私は、大寒にやろうと決めていた室内で出来ることがある。 「大根の干葉湯」 これは、昨年から試してみているんだけど、干した大根の葉を不織布の袋に詰める仕事。とても体が温まるのは実感できたけど、香りがどうもな…と思って、今年はホーリーバジルと岩塩にアロマオイルを数滴加えたものを一緒に入れてみた。 やっぱり大根の香り、強烈。 「寒ざらし大根」 秋に収穫した大根は3月ごろになるとすがいってくるので、4月から5月の畑で大根がまたできるまでの保存方法。これで、一年

          お正月飾り

          今年は自分で栽培したお花をドライフラワーにしたものを使ってみました。 アジサイとケイトウです。 こういうのは、時間を忘れて没頭してしまう… 今年、藁は市販の物だけど、来年は藁も栽培に少し携わったものを使えたらいいなぁ。 今年、クルミシタ園芸楽では、まず自分が園芸を楽しむ事で、大変な日々を乗り越えてこれた事が何より感謝する事と、新しくチャレンジした事でバタバタと忙しくて、ヘコタレそうな時にnoteでスキして下さった方々や収穫体験に来て下さった方、マルシェに寄って下さった方、

          剪定作業始まってる

          クルミシタの畑には果樹が沢山あるので、11月から3月までの間は剪定シーズンです。 地主さんが高齢になってから、木に登ることが出来ず、伸び放題となった果樹を数年かけてコンパクトに仕立てていくことを目標としています。 モサモサだった柿の木は、上の方になる実は梯子を使っても届かないので、2年がかりで樹高をここまで下げてみました。 隣の栗や下のブルーベリーにも日が当たるようになり、昨年より、其々、大きな実になりました。 これは、去年大胆にばっさりと樹高を下げた桑。 切られた親の

          剪定作業始まってる