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おすすめ絵本10冊!0歳低月齢赤ちゃんの目耳を惹きつけ親子で楽しめる絵本

この記事は0歳低月齢の赤ちゃんにおすすめの絵本をまとめています。どれも赤ちゃんが「よく見てくれる」「泣き止んだ」「笑う」などの評判がある絵本で、0歳の低月齢児でも楽しめる作品を選出しました。

もちろん、低月齢に限らずねんね期を過ぎた赤ちゃんにも人気がある絵本ばかりで、長い期間楽しめます。実際に現在0歳8ヶ月の娘も現役で大好きです。おそらく2〜3歳ごろまで楽しめると思っています。

おすすめ絵本のほか、低月齢の赤ちゃんに絵本を選ぶ際のポイントや、読み聞かせに関するよくある疑問にも触れました。

なお、本記事は実体験や私の考えをはじめ、絵本の読み聞かせに関する書籍、幼児教育の有識者が発信するTwitter・YouTube・Voicy、通っている幼児教室で教わった話、Amazon等に掲載されているレビューを元にまとめています。

全部読むと長いので、目次から気になるトピックへジャンプしてくださいね。

0歳低月齢赤ちゃんにおすすめする絵本の特徴

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まずは、赤ちゃん用の絵本選びをする際に注目するポイントをまとめました。低月齢の赤ちゃんには、以下の特徴がある絵本をおすすめします。

①色がハッキリしている
②テキストが少なめ
③くもんすいせん図書5Aに選ばれている

①と②は赤ちゃんに絵本のイラストを見みることを前提としたポイントです。声を聴かせることが第一目的の場合は①~②のポイントは意識しなくて構いません。

③は自分で絵本を選ぶ時間がない人や、評判がいい絵本を読み聞かせたい人におすすめのポイントです。

では、それぞれについて詳しく解説していきます。


①色がハッキリしている

0歳の、特に低月齢の赤ちゃんに絵本を見せるならハッキリした色使いの絵本がおすすめです。具体的にはコントラストが強くて、白・黒、または原色の赤・黄・青などの色が使われている絵本をおすすめします。

赤ちゃんが初めに認識できる色は明暗がハッキリしている白と黒の2色。生後1~2ヶ月までは市松模様のような白黒の柄が認識しやすいようです。そのあとに赤・黄・青といった色の三原色が認識できるようになるとか。なかでも白地に赤は見えやすいようです。

また、赤ちゃんが見やすい色のトーンはハッキリした原色系といわれています。パステルカラーなどの淡い色を認識できるのはしばらく先になるので、低月齢の赤ちゃんには見えづらいかもしれません。

そのため、0歳低月齢の赤ちゃんに絵を見てもらうなら白・黒・赤・黄・青などの色を使っていて、色使いがハッキリしている絵本がおすすめです。

参考:『七田式究極の読み聞かせ』(著)七田厚

といっても、娘は0歳1~3ヶ月のころピンク色のものや絵を見てニコニコしていました。全員この5色が見えやすいとは言えないかもしれません。”その傾向がある” 程度で捉えていただければと思います。

【この記事で紹介している色がハッキリしている絵本】
・じゃあじゃあびりびり
・しましまぐるぐる
・Sassyのあかちゃんえほん
・ごぶごぶごぼごぼ


②テキストが少なめ

テキストが少ない絵本ならテンポよくページをめくれて、赤ちゃんを飽きさせないで済むでしょう。

0歳のうちは絵本のストーリーを楽しむよりもイラストを楽しむほうがメインです。目の前でテンポよくイラストを見せてもらえると、赤ちゃんが絵本に興味を持ってくれるのではないでしょうか。

反対にテキストの多い絵本の場合、親が読むのに一生懸命になりすぎて赤ちゃんに目を向けられなくなる可能性があります。赤ちゃんは、親が自分を見ずに絵本に集中していると面白くないかもしれません。

テンポよくイラストを楽しめて、親が赤ちゃんを見ながら読み聞かせできる状態が、赤ちゃんにとって楽しい絵本の時間になると思います。そのため、テキストが少なめの絵本がおすすめです。

【この記事で紹介しているテキストが少ない絵本】
・‎じゃあじゃあびりびり
・もいもい
・しましまぐるぐる
・Sassyのあかちゃんえほん
・ごぶごぶごぼごぼ
・だるまさんシリーズ
・くっついた
・いないいないばあ


③くもんすいせん図書5Aに選ばれている

くもんすいせん図書とは、以下のようなものです。

読書へのきっかけを与え、本への興味・関心、そして読書力を高めていけるようにと、私どもは「くもんのすいせん図書」を選定して、読書運動に取り組んでおります。
(中略)
子ども達に人気が高く、内容的にも優れている本から650冊を選りすぐったもので、読みやすいものから深い内容の本へと5A~ I の13段階に分け、さらに各段階に50冊の本を配列したものです。
引用:くもんのすいせん図書

乳幼児向け絵本は5A~2Aに分類されていて、5Aに最も簡単な内容の絵本がまとめられています。

くもんすいせん図書は、多くの子どもたちのデータを持っているKUMONがおすすめしている絵本です。赤ちゃんが興味を示してくれるかは別として、良い絵本と評されていることは間違いありません。

自分で絵本を選ぶ時間がない人や、どんな絵本があるかわからない人は、とりあえずくもんすいせん図書に掲載されている絵本を候補にしてみるといいでしょう。

くもんすいせん図書の一覧は下記のページで確認できます。
2021年度版くもんのすいせん図書一覧表

【この記事で紹介しているくもんすいせん図書掲載作品】
・くもんのうた200えほん
・じゃあじゃあびりびり
・はらぺこあおむし(※)
・くっついた
・いないいないばあ
(※)はらぺこあおむしは5Aではなく3Aに区分されています。


次の章からは月齢別でどういった絵本がおすすめか解説していきます。

0歳新生児期におすすめの絵本

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新生児は視力が低いため、絵を楽しむのは難しいかもしれません。一方、聴力は胎児期から発達が進んでいるといわれているので、音を楽しむことはできます。

そのため、新生児期の赤ちゃんには親の声がたくさん聴けて音を楽しめる絵本がおすすめです。以下のような特徴のある絵本がよいでしょう。

・童謡の絵本
・オノマトペ絵本
・言葉に意味はない音を楽しめる絵本

本記事で紹介している絵本で、これらの特徴がある作品を以下にまとめました。

【童謡の絵本】
新生児でも歌を聴くことはできるので、童謡が掲載されている絵本は親子で楽しめます。曲が複数掲載されている本を1冊持っていればレパートリーが広がるのでおすすめです。
・くもんのうた200えほん
・うたえほん
・うたのじがん

以下の記事では10冊以上の童謡の絵本をまとめています。

【オノマトペ絵本
オノマトペとは擬音語(わんわん・じゃあじゃあなどの音)や擬態語(ドキドキ・キラキラなどの表現)を指します。幼いうちから親が意識的にオノマトペを取り入れることで子どもの表現力が豊かになるそうです。
・‎じゃあじゃあびりびり
・しましまぐるぐる
・Sassyのあかちゃんえほん
・だるまさんシリーズ

【言葉に意味はない音を楽しめる絵本】
以下はオノマトペ絵本のように何かの擬音や擬態ではなく、作品独特の音が展開されている絵本です。赤ちゃんが注目する音やイラストなので「赤ちゃんが泣きやむ」と評判がある絵本です。
・もいもい
・ごぶごぶごぼごぼ


0歳1ヶ月ごろからおすすめの絵本

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0歳1ヶ月になると少しずつ目が見えるようになります。目の前のものが見えてきている証拠に追視がひとつの基準となっていますよね。

目が見えるようになったばかりの赤ちゃんには、今の視力にあった見えやすい絵本がおすすめです。具体的には、以下のような特徴のある本をおすすめします。

・色や線がハッキリしている絵本
・顔が出てくる絵本

本記事で紹介している絵本で、これらの特徴がある作品を以下にまとめました。

【色や線がハッキリしている絵本
0歳1ヶ月は少しずつ見えるものが出てきて、目で追うようになる時期です。色や線がハッキリしている絵本は見えやすいので、刺激を与えてあげられるでしょう。
・じゃあじゃあびりびり
・しましまぐるぐる
・Sassyのあかちゃんえほん
・ごぶごぶごぼごぼ

【顔が出てくる絵本
赤ちゃんは顔が大好き。見えやすいのでしょうか?もしくは本能? 低月齢の時期に限らず、0歳児には顔が出てくる絵本が人気です。
・しましまぐるぐる
・Sassyのあかちゃんえほん
・だるまさんシリーズ
・はらぺこあおむし
・くっついた
・いないいないばあ


0歳3ヶ月ごろからおすすめの絵本

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0歳3ヶ月ごろになると、その子のお気に入りの絵本を見つけられる時期になると思います。好感触な絵本が見つかると読み手のモチベーションが上がりますよ!

以下のような特徴のある絵本は、0歳3ヶ月くらいの赤ちゃんにおすすめです。

・繰り返しのリズムを楽しめる絵本
・布絵本

本記事で紹介している絵本で、これらの特徴がある作品を以下にまとめました。

【繰り返しのリズムを楽しめる絵本】
繰り返しのリズムは聴覚を刺激するのでしょうか? 赤ちゃんは繰り返しのリズムが好きと言われています。
・しましまぐるぐる
・だるまさんシリーズ
・くっついた
・いないいないばあ

【布絵本】
0歳3ヶ月ごろになると、触るとカシャカシャ・パリパリ音が出る布おもちゃに興味を持つ赤ちゃんが増えます。この月齢の赤ちゃんには見る・聞くだけでなく、触って遊べる布絵本もおすすめです。なお、一般的に布絵本は紙タイプの絵本に比べて少ないページ数になっています。
・しましまぐるぐる
・Sassyのあかちゃんえほん
・はらぺこあおむし


0歳低月齢の赤ちゃんが夢中になるおすすめ絵本10選

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ここでは0歳の低月齢赤ちゃんにおすすめの絵本を10冊紹介します。どれも定番絵本になっている有名作で、評判がいいものばかりです。

また、実際に娘の反応が良かったのも、これらを選んだ理由のひとつです。

以下にこれから紹介する10冊の絵本をまとめました。

【0歳低月齢の赤ちゃんにおすすめの絵本】

・童謡の絵本
・じゃあじゃあびりびり
・もいもい
・しましまぐるぐる
・Sassyのあかちゃんえほん
・ごぶごぶごぼごぼ
・だるまさんシリーズ
・はらぺこあおむし
・くっついた
・いないいないばあ

順番に本の内容やAmazonリンク等を紹介していきます。気になる絵本があったら私の感想だけでなくAmazonレビュー等で多くの人の感想も参考にしてみてください。


おすすめ絵本1. 童謡の絵本

童謡の絵本は新生児期からおすすめの絵本です。童謡が何曲も載っている絵本ならなんでもいいと思います。

ただし、読み手が知らない歌が多いと読み聞かせ(というか歌うこと)が難しいと思うので掲載曲を確かめて選ぶとよいでしょう。

定番は、くもんすいせん図書(5A)のひとつ『くもんのうた200えほん』です。


以下のページですべての曲を確認できます。

uatanoehon.pdf|くもん出版

くもん出版の『くもんのうた200えほん』のページでは一部のページが掲載されていました。どんな本か一発でわかるので、ぜひチェックしてみてください。

くもんのうた200えほん|くもん出版


そのほか童謡が載っているおすすめ絵本は以下のものがあります。

『うたのじかん』は1・2があります。私は1の収録曲のほうが知っている歌が多かったので好きでした。絵がおしゃれで可愛く、各曲楽譜付きのため、何歳になっても楽しめそうです。


おすすめ絵本2. ‎じゃあじゃあびりびり

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出典:Amazon

『じゃあじゃあびりびり』は新生児期からおすすめのオノマトペ絵本。くもんすいせん図書(5A)に選ばれています。

内容は水道からでる水の音や犬の鳴き声など、身近な音を中心に構成されています。

以下は公式が公開している紹介動画です。


『じゃあじゃあびりびり』は全ページはっきりした背景色が付いているため、視力が悪い赤ちゃんでも見えやすいと思います。

娘は0歳2~3ヶ月のころ赤ちゃんが出てくるページでニコニコしていました。背景が赤っぽいから見えやすかったのかもしれません。

新生児期から度々読み聞かせていたら0歳5ヶ月ごろには表紙を見るだけでニッコリ笑うようになりました。親が知らないうちに娘のお気に入り絵本になっていたようです。

以下はAmazonのリンクです。


また、以下の記事で詳しい解説とレビューをしていきます。もっとよく知りたい方は合わせてご覧ください。


おすすめ絵本3. もいもい

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出典:Amazon

『もいもい』はディスカヴァー×東京大学赤ちゃんラボが赤ちゃんの好みを知る実験を通して制作した絵本。いろんなイラストを見せて赤ちゃんの目をくぎ付けにする絵を調査したそうです。

参考:赤ちゃんが本当に好きな絵はどれ?13ヶ月までの赤ちゃんと実験を実施|ディスカヴァー・トゥエンティワン

実際に0歳2ヶ月の娘に見せたとき、初見からくぎ付けで「なんだこの絵本は!?」となりました。


赤ちゃんに大人気の『シナぷしゅ』とコラボした動画もたくさんあります。


以下はAmazonのリンクです。


以下の記事で詳しい解説とレビューをしています。


おすすめ絵本4. しましまぐるぐる

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出典:Amazon

赤ちゃん界で大人気! 鉄板のファーストブックといえば『しましまぐるぐる』です。2020年にはミリオンセラーを達成しています。

ハッキリとした色使いやコントラストが特徴的な絵本で、まだ視力が発達途中の低月齢赤ちゃんでも見やすそうな配色です。

イラストだけでなく、「しましましま」と「ぐるぐるぐる」の音を繰り返している点も赤ちゃん心をくすぐります。赤ちゃんは繰り返しのリズムが大好きだそうですから。

『しましまぐるぐる』はボードブックだけでなく布絵本もあります。0歳3ヶ月くらいのカシャカシャ・パリパリ音が大好きな月齢の子は玩具としてもハマるでしょう。


以下の記事で詳しい解説とレビューをしています。


おすすめ絵本5. Sassyのあかちゃんえほん

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出典:Amazon

Sassyのあかちゃんえほんシリーズは全9作。オノマトペが豊富で、赤ちゃんの興味を引くポイントがたくさん詰まっています。

Sassyシリーズは赤ちゃんウケがいいのはもちろんですが、グッズが豊富な点もおすすめポイントのひとつです。SNSでよく見かける蜂の歯固めはSassyのあかちゃんえほんに出てくるキャラクターなんですよ。

公式サイトで紹介されていた情報を参考にすると、ねんね期の低月齢赤ちゃんにおすすめの作品は以下の絵本だそうです。

・にこにこ
・がおー
・ちゃぷちゃぷ

知育色が強いのは以下の3作で、色、形、数字に関する内容になっています。

・いろいろぱっ
・まんまるまる
・いっこにこ

参考:「Sassyのあかちゃんえほん」シリーズ ラインナップ|KADOKAWA

公式のYouTubeチャンネルでは読み聞かせ動画が公開されていました。

以下はAmazonのリンクです。


おすすめ絵本6. ごぶごぶごぼごぼ

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出典:Amazon

内容の意味はわからないけど、なぜか赤ちゃんが泣き止んだり笑ったりする絵本『ごぶごぶ ごぼごぼ』。娘もこの絵本が大好きです。

『ごぶごぶ ごぼごぼ』は、低月齢の赤ちゃんでも認識しやすい色使い、赤ちゃんが好きな丸の形、「ぷーん」や「ぷぷぷ」「ぷわぷわ」など面白い音で構成されています。

ボードブックなので、赤ちゃんが触っても破れたり紙で手を切ったりすることがなくて安心です。


以下の記事で詳しい解説とレビューをしています。


おすすめ絵本7. だるまさんシリーズ

だるまさんシリーズ

出典:Amazon

『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3作で構成されているだるまさんシリーズ。皆さんもご存じ、”だるまさんが転んだ” のリズムで読める絵本です。

でも、だるまさんシリーズのだるまは転ぶだけではありません。「だるまさんが~」の次のページには、赤ちゃんが喜ぶようなオチが用意されています。

だるまさんシリーズは保育園や支援センターにも置いてあるような定番絵本で、赤ちゃんが好きな配色・リズム・イラストで多くの子どもたちを魅了し、笑わせています。

ちなみに娘は0歳5~6ヶ月のころに保育園で読んでもらい、ニコニコしながらズリバイで本に突進していました! 先生によれば読み終えたあとに泣いてアンコールしたそうです。笑

以下はAmazonのリンクです。

※バラ売りもあります。


おすすめ絵本8. はらぺこあおむし

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出典:Amazon

全世界で大ヒットの定番絵本といえば『はらぺこあおむし』。エリック・カール独特の色彩で彩られた切り絵スタイルの絵本は、多くの赤ちゃんを魅了してきました。こちらはくもんすいせん図書(3A)に選ばれています。

『はらぺこあおむし』はいろんなタイプの本が出ています。一番メジャーなタイプはハードカバー。そのほか、0歳児でも安心して触らせられるボードブック、カシャカシャ音がして玩具としても楽しめる布絵本。

さらには、手のひらサイズ版や塗り絵版、しかけ絵本版など本当にたくさんあります。もちろん、日本語版と英語版も。探せばほかの言語版も見つかるでしょう。

選択肢が豊富で親も楽しめる一冊です。

ちなみに娘は0歳2~3ヶ月の予防接種の際に『はらぺこあおむし』を見て泣き止みました! 童謡『ちょうちょう』を歌いながら見せたのでどちらが効いたかわかりませんが、おそらくどちらも効果があったんだと思っています。0歳8ヶ月現在は『はらぺこあおむし』大好きっこに成長しました。

以下はAmazonのリンクです。


おすすめ絵本9. くっついた

くっついた

出典:Amazon

赤ちゃんとスキンシップが取れる絵本『くっついた』。くもんすいせん図書(5A)に選ばれている作品です。

「○○と○○がくっついた」というページが繰り返されています。

私はさいごのページを読み終えたタイミングで「ママと娘ちゃんが~…くっついた!」と言って、娘と頭をくっつけたりほっぺを触ったりしてます。とても幸せな時間です。

『くっついた』は全ページに顔が描かれている点も赤ちゃんウケがいい理由のひとつかもしれません。赤ちゃんは顔が大好きだそうですから。

Amazonのリンクは以下のとおりです。


‎おすすめ絵本10. いないいないばあ

いないいないばあ

出典:Amazon

本記事で紹介する絵本のなかでは明らかに最も古い香りがする『いないいないばあ』ですが、大人気の一冊です。

2021年のミリオンぶっくの調べによると701万部売れているとか。数ある絵本のなかでも(日本の絵本では)ぶっちぎりのダントツのようです。40年前に出版されたご長寿絵本ということも要因かと思いますが、あまりにもぶっちぎりすぎて笑っちゃいました。(2位は331万部)

参考:ミリオンぶっく

『いないいないばあ』はくもんすいせん(5A)に掲載されています。

内容はタイトルからも想像できるとおり、「いないいない……」と「ばあ」のページで構成されていて、とてもシンプルです。


以上が0歳低月齢の赤ちゃんにおすすめの絵本10冊でした。どれも評判がいい絵本なので、ぜひ手に取ってみてほしいです。

続いては、0歳児の読み聞かせに関するよくある疑問について触れていきます。


0歳の赤ちゃんに絵本の読み聞かせは意味がある?

言葉がわからない0歳児に読み聞かせは意味がるの? と疑問に思うかもしれません。

結論から言うと、読み聞かせは胎児期から始めてもいいと言われているくらいなので、0歳児への読み聞かせも意味があると思います。

「本好きに育ってほしい」「語彙力や表現力を豊かにしたい」「賢くなってほしい」といった願いが叶うかどうかはわかりません。

でも、少なくとも赤ちゃんとのコミュニケーションツールとして使えるので重宝します。

言葉を話せない赤ちゃんに向かって一方的に語りかけ続けるのはしんどいかもしれません。でも、絵本なら赤ちゃんから返事がなくても声を聴かせ続けることができます。語りかける内容に困らなくても済みます。それだけでも0歳児への読み聞かせが有意義と言えるのではないでしょうか。


何度も同じ絵本を読むのと何冊も違う絵本を読むの、どちらがいい?

0歳低月齢の赤ちゃんにとってはどちらが正解なのでしょうか? エビデンスに基づいた答えがあるかは定かではありませんが、私はどちらもメリットがあると思います。

参考にできる資料がないので、私の経験を話します。

娘の場合、最初は食いついていなくても何度も読むうちに大好きになった作品が何冊もありました。表紙を見せるだけでニッコリしてもらえると、読む側のモチベーションがあがります。「もっと読んであげたい!」という気持ちにつながりました。こうした経験から、何度も同じ絵本を読んで馴染みの絵本をつくることはいいことだと思います。

一方で、いろんな絵本を読むことにも価値があると思っているため、毎月図書館で何十冊も借りています。その甲斐あって、実際に娘のお気に入り絵本が増えました。

0歳8ヶ月現在、ざっくり数えただけでもお気に入り(見ると笑顔になる/何度も手を伸ばす)絵本は30冊以上あります。お気に入り絵本がたくさんあると心強いです。娘の機嫌が悪いとき(※)は気分転換になりますし、少し大人しくしてほしいときに渡すとしばらく触って遊んでいてくれます。

こうした経験から、同じ絵本を何度も読み聞かせるのも、たくさんの絵本を読み聞かせるのも、どちらも大切だと思うし、どちらがいいとは一概に言えません。

(※)本当に機嫌が悪いときは絵本ではごまかせません。眠るか授乳をしない限りグズグズです。


0歳の低月齢赤ちゃんには一日何冊絵本を読むといい?

保育園の先生から聞いたのは「一日10冊読むといい」でした。また、「3歳までに(のべ)1万冊」を目標に掲げる幼児教室もあるそうです。

参考:「3歳までに1万回読み聞かせ」をした母の覚悟|東洋経済オンライン

私は、低月齢の赤ちゃんに対しては読み手が苦にならない程度のペースで読み聞かせればいいと思います。

赤ちゃんが低月齢のときは体重、哺乳量、睡眠時間など、いろんな数字に悩まされます。そんななか「絵本を毎日10冊」と決めてしまうと、読めなかった日にストレスを感じるのではないでしょうか。

達成感のために目標設定をするのはいいと思いますが、ストレス要因になる可能性があるなら具体的な冊数は気にしなくていいと思います。


0歳赤ちゃん向け絵本の読み聞かせに役立つ書籍

読み聞かせに関する評判がいい書籍をピックアップしました。

ちなみに一番上に貼っている『ハーバードで学んだ~』の書籍を図書館で予約したら77人待ちでした!圧倒的大人気!


さいごに

noteを開設して初めてまとめ記事を書きました。

書き進めながら「今度はこのテーマでおすすめの絵本をまとめた記事を書きたい」と、どんどんまとめたい欲が出てきています。また、各絵本をもっと詳しく紹介したい欲も出てきていて、レビュー記事を書きたい絵本がたくさんになりました。

楽しいことをしている時間はあっという間です。娘に絵本を読み聞かせることによって、私のプライベートの時間も充実するなんて最高じゃないですか! 娘が絵本に飽きるまで、絵本の世界を一緒に楽しんでいけたらいいな~と思います。

この記事が絵本選びの参考になれば幸いです。

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