舌痛症と睡眠
私は舌と上あごの粘膜が荒れており、これまでに医師からは舌痛症・口腔灼熱症候群・粘膜が荒れるタイプの口内炎(カタル性口内炎)などの診断をもらっている。
先日、娘の大学受験の推薦入試があった。娘は面接の前の晩、翌日に備えてぐっすり眠っていたが、親の私の方が緊張してしまい、あまりちゃんと寝られなかった。
面接はうまくいったようで、翌日は予定もなく安心して10時間くらいぶっとおしで寝れた。10時間も寝たのは久しぶりだった。翌朝、舌の状態が普段と違ってだいぶ調子いいことに気づいた。
ここ何年も、睡眠時間はいつも5時間くらいだった。足りているつもりだったけど、もしかして毎日10時間とか睡眠をとったら、舌痛症って治ったりするんじゃ?なんて考え始めた。
これまで私は、美肌にいいことは口内炎・舌痛症にいいことと理解して色々やってきたけど、睡眠は美肌にいいなんてことは常識なのに、これまでちゃんと睡眠に取り組んできていなかったな・・・反省。
私は、睡眠力には自信がない。アラフィフという年齢のせいもあるだろうし、フルリモートワークで体が疲れず、運動も面倒だし、寝る前の至福のスマホタイムも捨てがたい。どうせ早く寝たって途中で目が覚めて寝れなくなるしと思うと、夜更かししてしまっていた。
これまで舌痛症のためにと、なじみのない漢方薬やハーブなどを試してきた自分だが、超ベーシックな睡眠と向き合わなかったのは順序を間違えていたような気がする。ということで、私なりの睡眠改善プランを考えて、実践することにした。
睡眠対策1:昼寝をしない
フルリモートワークの休憩時間、自宅で昼寝していたが、やめることにした。午後の眠気対策にはなっていたけど、昼寝すると疲れがとれてしまい、夜の寝つきに響いてしまう。
睡眠対策2:運動
スマホ依存・ネット依存でついついサボりがちだったダンスエクササイズ、ウォーキングを真面目に取り組んでいる。1日合計1時間ぐらいやることにした。
睡眠対策3:アロマヨガ
寝る1時間前に部屋を暗くして、ラベンダーの香りをディフューズしながらヨガをやると寝つきがよい。下の動画は易しめのパワーヨガとクールダウン系のヨガが組み合わさっていて、終わると疲れてリラックスし、気持ちよく眠くなれる。
睡眠対策4:寝る前の読書
布団の中でスマホを見る代わりに、オーディオブックをかけることにした。これならスマホの画面を見ずにある程度のエンタメを楽しみつつ寝落ちすることができる。
1週間実践してみた
毎日長めに睡眠をとることは、これまでやってきたどんな舌痛症対策よりも効果があると感じる。これを毎日継続していけば、もしかして年明けには治っているのではないか?と淡い期待を持ち始めている。ちなみにお肌も絶好調だ。
睡眠のいちばんの支障は、やはりスマホだ。運動するにせよ寝るにせよ、これからというときに、ついついスマホをずっと触りたくなることだ。スマホ欲さえ抑えられれば、なんとか体を疲れさせ、眠りにつける。
ただ、年齢のせいか睡眠を継続する力が弱いみたいで、せっかく10時に寝ても2~3時に途中覚醒して再び寝付けないという問題が出てきた。ただ、途中覚醒しても、以前のように5時間くらいは寝られるので良しとしている。
睡眠は、コストも副作用の心配も少なく、簡単に続けられるような舌痛症・口内炎対策として最強だ。今年の残りは睡眠対策をがんばって、来年には舌痛症を卒業できたらいいな。