舌痛症と口角
私は舌と上あごの粘膜が荒れており、これまでに医師からは舌痛症・口腔灼熱症候群・粘膜が荒れるタイプの口内炎(カタル性口内炎)などの診断をもらっている。
1か月ほど前からグミサプリ・マルチビタミンを食べ始めてからは症状が落ち着いてきており、舌を上あごに付けて動かさなければ、それほど違和感は感じなくなってきた。でも、完全に元通りになったわけではない。舌に意識をやるとジーンとして気持ち悪い。
先日、中学生の娘のダンスレッスンを見学に行った。鏡張りのダンススタジオの後方に保護者が座り、鏡の前で踊る子供たちを眺めていた。踊る娘を眺めながら時折、「舌が気持ち悪いな~」と思ったとき、ふと向こう側の鏡に映る自分の顔が目に入った。
めちゃめちゃ口角が下がっている!
その後、何度も確認したが、私は、舌が気持ち悪いなぁと考えているとき、必ず口角が下がっていたようだ。こんな悲しい顔をしてダンスレッスンを見学していたことにも驚いたし、普段から四六時中こんなさみし気な顔を人前でさらしていたのかと驚愕したのだった。
ダンスレッスンは1時間半もあったので、その後は人知れず、口角を上げながら見学していた。口角を意識して上げていると、舌痛症には色々と良い効果があることに気づいた。
舌が気持ち悪いとき、私はつい舌を色々と動かしてしまっている。舌を動かすと余計に気持ち悪く感じるから、動かさない方がいいんだけど、無意識に動いてしまう。口角を上げるには、口角周りの筋肉に力を入れなければならない。口角周りの筋肉に力を入れると、同時に舌を動かすことは難しい。舌の動きが大人しくなれば、違和感を感じにくくなる。
また、口角が上がっていると、気持ちも前向きになりやすい。口角が下がっていると、「舌が気持ち悪い(涙)」という気持ちになるのに対し、口角が上がっていると、「舌が気持ち悪い(笑)」くらいの感じになる(笑)。
私はこれまでも、コストや副作用の心配が少なく、簡単に続けられるような口内炎対策を探し地道に継続してきた。
私は、美肌にいいことは口内炎・舌痛症にいいことと理解し、ハトムギやコラーゲン(グミ)食べたり、適度な運動などを取り入れて、辛い舌痛症の症状を乗り切りつつ、地道に回復に向かってきている。これからは、なるべく口角を上げるという習慣も加えつつ、舌痛症と付き合うついでに美しく健康になっちゃおうと思っている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?