ドライマウスと漢方薬
以前のブログで書いたように、私のドライマウスはイソジンうがい薬を毎日使ったことにより、何か甲状腺ホルモンに異常が起きて発症した可能性があある。内科医には「そのうち治りますよ」、と言われたが、、イソジンをやめてから5か月たつが、まだ治った感じはしない。
ドライマウスの症状を緩和してくれる唾液分泌促進薬は、シェーグレン症候群のみ適用の唾液分泌促進薬があるようだ。
とのこと。ただ、日本ではシェーグレン症候群ではないドライマウスでは処方はされないようだ。それ以外のドライマウスには漢方薬が処方されることもある模様。
とのこと。中でも「麦門冬湯」はネットで確認できた論文で効果が確認できたので、一番最初に購入した漢方薬で、1か月くらいは飲んだと思う。
論文の結果のとおり、確かに口は多少潤う感じはあったが、ネバネバと潤う感じだった。それもそのはず、この漢方薬で分泌される唾液は舌下腺からのネバネバ唾液らしい。
主治医にこの薬を飲んでいることを告げたところ、
主治医:この薬はおばあちゃんとか体力のない人に処方する薬だから、あなたには合わないです。余計なことはしない方がいいですよ。
と言われたので、すぐに服用を中止した。
ところで、私はとてもむくみやすい体質だ。舌痛症を発症して気づいたのだが、私の舌はとてもむくんでいて、こんな風に歯形がついている。
舌痛症がひどい時は、へこんだところに歯が当たるたびにジーンと痛んだ。イトリゾールの治療が奏功したおかげで、今では歯が当たっても違和感があるくらいで、痛いというほどではなくなった。
むくみが酷いタイプのドライマウスには五苓散がいいらしい。主治医に相談したところ、すぐに処方してくれた。保険が効くと1か月分で1100円くらいだった。
漢方薬にしては珍しく、この薬の効果はてきめんで、一人でいるときにはサラサラとした唾液で口の中が潤ってくれる。ただ、薬の効果はあまり強くないらしく、仕事でもプライベートでも人と会って話していたりすると緊張感は多少高まるらしく、そうなると口が渇いてくる。
それでも、一人でいるときだけでも潤う時間はありがたいから、重宝している。手足のむくみや、ドライマウスと同時に発症したドライアイも、この薬のおかげで少し調子いいのもうれしい。