半夏瀉心湯とEVEの共通点
口内炎に効くと言われている漢方の半夏瀉心湯を飲んでいる間に、一回生理が来た。普段は生理1日目はEVEを飲んで生理痛をやり過ごすんだけど、今回は半夏瀉心湯とEveの飲み合わせが大丈夫なのかわからず、本当に痛くなってからEveを飲もうと様子をみていた。すると・・・
全然痛くならない。
結局、EVEを飲まずとも大丈夫なまま生理は終わった。なぜ?と思って調べたところ、EVEと半夏瀉心湯には意外な共通点があった。
半夏瀉心湯には、炎症物質「プロスタグランジン」の生成を抑制する作用がある。確かに私の口内炎(舌痛症ともいう)にもよく効いてくれた。上あごに舌を付けた時、以前はビリビリしたのが、次第にヒリヒリに変わり、今はちょっとジーンとする程度になった。
ただ、治ってはいない。上あごの粘膜から何か苦い味がするのと、感触がサラサラ・モコモコしていて違和感を感じる。相変わらず口の中は気持ち悪い。
この炎症物質「プロスタグランジン」というのは、EVEの説明書きで見たことがあった。EVEはプロスタグランジンの発生を抑えることで痛み止めとしての効果を発揮する。
胃腸障害の副作用が比較的少ないと引用記事には書いてあるが、副作用には胃痛も明記されているし、私もEVEを飲んだ後は胃が痛くなる。プロスタグランジンは胃粘膜を保護する成分でもあるので、Eveを飲むと胃粘膜はダメージを受けるからだ。
EVEが胃粘膜を荒らすなら、半夏瀉心湯も長く続けると口腔粘膜や胃粘膜にダメージを与えることになるかもしれない。となると短期的には舌の痛みや違和感に効いたとしても、長期的には良くないかも。
半夏瀉心湯は胃痛に出される漢方だという情報をよく見かけるから、こんがらがってくるんだけど・・・2週間強飲んだが、胃痛は感じていない。でも気になってきたので、いったん服用を中止し、様子を見ることにした。
生理痛に効く漢方で調べても半夏瀉心湯は検索には引っかからないけど、もしかして生理痛に効くんじゃないか?と思っている。まだ手元に残っているので次回の生理で試してみるつもりだ。