待てない
お子さまが、色々な場面で待てず、お困りのことはありませんか?
うちの子は、落ち着きがないことがよくあり、長い時間待つことが難しいです。
もちろんひとりで待つことは困難で、一緒に人が居ても、じっとして待つことはかなり難しいです。
緊張が強いときなど、両手をぶらぶらと振り続けたり、足踏みのような動きをすることがあります。
【考えられる理由】
・病気や障がいの特性により、じっとしている事ができない。(したくてもできない)
・集中力がない。
《対処法》
・無理にじっとさせようとしない。
・声かけをして、少しの時間から『待つ』という体験を繰り返し練習する。
・お子さまの好きなこと(好きな歌や本、おもちゃなど)何でも取り入れ、使えそうなことは試してみる。
上に挙げたようなことを繰り返し繰り返し行っていると、成長と共に、少しずつ待てる時間も長くなり、声掛けだけで待てることも多くなりました。
うちの子の場合は、音楽と食べることが何よりも大好きなので、お気に入りの曲を一緒に小さな声で歌ったり、「今日のお夕飯は何が食べたい?」などの質問や、食べ物に関する質問を沢山して、一緒に考えながら待つということをよくしています。
現在では、音の鳴る本があれば、ひとりで30分とか1時間とか、ひとりで過ごせる時間も増えてきています。
家にいる時であれば、少しの間目を離しても大丈夫になってきたので、以前から比べると、その点に関しては楽になったように感じます。
💠プロフィール💠
真方光君(まがたひろこ)1978年生まれ 10歳の娘と2歳の息子がいます。
10歳の娘は、13qモノソミーという障害があります。
私と同じように療育されているお母様やそのご家族、障害や発達に心配のあるお子様と関わる方々に向けて発信しています。
オススメしている対処法や考えられる理由がもちろん全てではありません。
私や私の仲間のお母さん達の通ってきた道。
そこから拾い上げてきた対処法です。
全てのお子様に役立つかどうかは未知数ですが、ひとつのアイデアとしてお役に立てれば、大変嬉しく思います。
全てを網羅する事は出来ないかもしれませんが、私達が、何十というアプローチを何百回と試し、うちの子に効果が見られた事例をご紹介していきます。
娘の感覚過敏のことを調べたり、学んだりする中で、『皮膚のセンサー』についてとても興味が湧きました。
現在は、バリニーズオイルトリートメントのセラピストとしての活動もしています。
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