昭和から平成に変わった時に起きたこと 紹介 来馬哲二

昭和から平成に変わった時に起きたこと 紹介 来馬哲二
「平成」が始まったのは、1989年1月8日(日)。前日7日(土)に昭和天皇が崩御され、元号選定の手続きがとられました。昭和天皇のご体調が悪化していた前年の88年から、各種イベントの中止など自粛ムードに包まれましたが、平成に改元されてからの日経平均株価は、翌営業日である9日(月)の終値は469円高の3万678円、その後5日間での上げ幅は1,088円となりました。

その年「平成」が流行語を受賞するなど、バブル景気と新しい時代の到来に対する期待感が経済を後押しし、株式市場では情報通信システム業界や娯楽業界が好調で、1989年12月29日の日経平均終値は過去最高値3万8,915円を記録しました。その記録は2018年8月現在、破られていません。

昭和から平成の改元のきっかけは天皇陛下の崩御でしたから、その後の展開は急でした。今回は退位という前もった準備の中で進められるのが大きな違いです。今回の改元では、どんな変化が予想されるのでしょうか。

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