#98分からないが分からない
分からないが分からない。
分からない事が分からないのではなく
疑問点を抱くが、すぐに忘れてしまい、分からないまま分からなかったことさえわからなくなってしまう。
自分の場合このような事がたくさんある。
分からなくても聞きに行くのが億劫で自分なりの解釈で消化する。
当たり前のようにずれが起こる。質問しなかった自分のポンコツさに落ち込む。
とにかく働く場所で人と話したくない自分が醜く感じる。
生きる覚悟がない人間はこのような感じで生活の部分部分が曖昧でモヤがかかりながらいきてる。
その部分を鮮明にしようという力もない。
元気な人たち、楽しそうに生きている人達は
その部分をきっちり鮮明にして前に進む。
ただ自分の場合はモヤがかかったままにしてずっと進まない方が楽なのではないかという感覚が無意識にある。
どんどんクリアすると次の課題が現れ終わりが見えなくなるのが怖くて、自分の中で終点を作って自分はこれ以上は進みたくないと線を引いてしまう。
本当は良くない事なのは分かるけれど、成長したくない。成長した事がないからなのかもしれない。
その先が辛いものだという考えが湧き出てくる。
全ての行動に正解があるのなら簡単だからどんどん前に進みたい。そんな事はない世の中。
人としての成長を止めたい。
動物のように、衣食住に特化した何も変化のないサイクルに入りたい。
真新しいものも素晴らしいけれど、見飽きてしまう。
自分の欲のために生きる事に対して常に引っ掛かる物がある。自分が良ければそれでいいのか。
何も物事が進まなくても食べて行ける世の中が来て欲しい。許して欲しい。
もっと仕事の基準を下げて、生活の一部の中に組み込める仕事をしていきたいと思う今日この頃。
でも、欲があるからここまで発展したのも事実。
生きる即ち生地獄。
一生抜け出せない欲の地獄。