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つぶやき感想文

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記事一覧

『さよならのつづき』
夜更かししてイッキ見。三浦友和演じるヒロさんがとても良かった。「恋しくて思い出してしまうのは、亡くなったその人が会いに来てくれているから。妻は毎日会いに来てくれる。そうやって人は知らず知らず前に進んでいる。」毎日泣いている父にもそう思える日が来るといいな。

クルクリ
21時間前
9

『夏へのトンネル、さよならの出口』
息子推薦。久々に透き通った映画。映像も声も想いも、全てが瑞々しくて心に沁みた。トンネルの先に何かを求めるアオハル真っ盛りの息子と、もはやその先に抜けたであろう自分の視点のギャップに現実を見た。というか、この年でウラシマトンネルは命がけである。

クルクリ
7日前
12

『チ。』
中世ヨーロッパ。天文に情熱を持つ者達がたどり着いた「地動説」は異端思想として処刑されてしまう時代の物語。
真理を追究することが罰せられる不条理な世界で、宙に魅せられた人々はそこに拠り所を求める。彼らが命を賭して次の者へと託していく『チ。』今後の展開が楽しみです。

クルクリ
3週間前
9

『ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃』
昨晩、何気なくテレビをつけたらやっていて、後半からだったが夫婦でのめり込んだ。ゴジラのわっっっるぅい目つきと暴虐ぶり。首都壊滅しすぎ。味わい深い特撮技術。そもそもゴジラとは何?目的は?怪獣たちはなぜゴジラに立ち向かうのか?実は奥深い?

クルクリ
4週間前
8

『映像の世紀バタフライエフェクト:壁 世界を分断するもの』
冷戦時代以降約4倍に増えた世界各地の分断の壁は総延長が地球1周分にもなるという。今なお壁の周辺では多くの命が失われているのだと。見えない壁も含めてもっと世界を知らなくてはいけないし考え続けなくてはいけないと改めて思った。

クルクリ
1か月前
9

『紫式部のスマホ』
大好物○○のスマホシリーズ最新作。
一番スマホ展開に違和感がなかったシリーズ。「春は夜明けがエモい」「夏は夜しか勝たん!」「源氏物語バズって炎上」1000年前の流行最先端を現代語訳するとこうなるよなぁ笑
女子トークって時代を超えて共通項が繋がっている。

クルクリ
1か月前
10

『ドラフトキング』 その年度の指名選手の中で成績が最も良かった選手。人はそれをドラフトキングと呼ぶ。 野球に詳しくないけどワクワクした。敏腕と新人の凸凹スカウトコンビ。正反対のようでいて選手を人として扱い寄り添うスタンスは同じ。一人一人の決断と結果が連鎖していくのも痛快だった。

『団地のふたり』
独身50代。幼馴染の2人が団地暮らしで織りなす日々の物語。

大好きなキョンキョンと小林聡美という最強タッグ。ちょいちょいかます昭和ネタといいテンポといい、とにかく心地良い!のんびり気ままにいるようで、しっかりとそれぞれの芯を通した生き方も魅力。理想の50代。

クルクリ
2か月前
9

『未来予測反省会』
1920年代「50年後に車は空を飛ぶ」と予測されていたが、人類の夢はいつ実現できるのか?

2015年のホバーボードや空飛ぶデロリアンの時代はだいぶ過ぎとるが。乗り物であるにこだわらず、ドローン的飛行機能付きシューズとかジャケットとかダメ?晴れの日限定だけど笑

クルクリ
2か月前
7

『天狗の台所』
天狗の末裔として14歳で親元を離れ初めて会う兄と隠遁生活を始める。


世代を超えて誰もが懐かしさを感じる日本の田舎の風景。水や風、火、陽光の瑞々しさが心地よい。自然の恩恵を丁寧にいただく食卓。便利さや手軽さに慣れ切った自分の日常を顧みて冷や汗が出る。続編楽しみ!

クルクリ
2か月前
8

『海のはじまり』
「好きだけど自分が嫌いになる。だから自分を選ぶ。」弥生の決断。

後悔、嫉妬、罪悪感、孤独、諦め、怒り。傷つけると分かっていても伝えなくてはいけない正直な心。真心で包んだ言葉は静かに深く両者に刺さるが、決して心を壊すことはしない。そういう言葉の使い手になりたい。

クルクリ
2か月前
10

『老後の資金がありません』
義父母の葬儀代、施設代、娘の結婚式代と、コツコツ貯めた老後資金が失われていく中、夫婦共に失業。さぁどうする?

「終の住処」という固定観念を覆す老後の選択肢に目から鱗。1度きりの人生、互いを尊重しながら皆がちょっとずつ我儘に自由に生きる幸福に心温まる。

クルクリ
2か月前
7

『新・爆走風塵』
鈍る中国経済下で奮闘する借金まみれのトラック運転手の密着ドキュメンタリー。

家族と離れ死と隣り合わせの過酷な長距離輸送にも関わらず赤字経営。それでも人を信じ、手を差し伸べながらひたむきに生きる張さんには心打たれた。「楽に稼ぎたい」などとほざく自分をぶん殴る。

クルクリ
3か月前
6

『THE PARADES』 「その先」と現世の繋がる場所には未練を残した人々が集まっていた。 「その時」が来たらわたしは留まることなく「その先」に行けるだろうか?新月の夜、誰を探すだろう。何を伝えるだろう。映画の中に大切な誰かを重ねて想いを馳せる。悲しみより温かさの残る一本。