高校数学に才能なんて必要ない。(後天的才能について)
こんにちは。狂葉です。
受験数学なんて楽勝すぎる。
よく世間では才能やらなんやら言われているけど、先天的才能の思考力、それらは身につけることは不可能であり、真似するようなことではない。
それ故、数学の思考力については世間で誤った認識をされていることが多いが、今回はその一般人が身につけるべき思考力の誤解について解説していく。
有料級の考え方ではあるが一般的に知れ渡るべきであるし、賛否両論分かれることを全面的に否定するつもりは無い。
あくまで考え方として、後天的才能というものを理解して欲しい。
自己紹介
私は東大模試で数学に関しては安定して偏差値75を超えていたし、最高で81.4を記録したことがある。
そのおかげで東大理一の判定は毎回A判でした。
一応どんなものかというと
と言う感じで数学でぶっちぎって他の科目でそれなりに取るっていうのが私のスタイル。
見てわかるように数学が出来れば東大模試でA判を割ることはまじで無い。
受験数学とは
んで本題やけど、ここまでの実力はいらないとしても、私自身東大数学で合格点を取るのは全くの0から1年で達成出来たから安心して欲しい。
(0ってのはもちろん中学数学ができる前提にはなるんだけど)
結論として受験数学は
思考力とは
厄介なのがこの「思考力」というやつ。
よくこれは才能だとかひらめきが必要だとか言われているけど、私は「後天的才能」つまり後天的に訓練することで先天的才能の思考の領域に足を踏み入れることは可能だと思っているし、私がそうだった。
(高一の頃友人と共にノリで受けた高三の第2回駿台模試は数3の理解を終えていたのにも関わらず偏差値は38だった。笑)
大きな間違いとして応用問題ではひらめきが必要だということ。
これは本物の天才くんが言ってるのか、ただ受験数学を勉強してないやつかのどっちかだと思う。
実は受験数学では問題パターンといえば基礎問題ばかり焦点が当てられがちだが、これは応用問題も全く例外ではない。
応用問題を解いたことがない人のためのイメージとして、応用問題は基礎問題の解法が組み合わさっているものだと考えていい。
いやそんなこと知ってるわ!って思った方も多いのではないだろうか。
では更に深堀っていこう。
応用問題は基礎問題が組み合わさってるって言ったけど、結論として
・どの基礎問題が組み合わさっているか
・どの思考パターンが有効か
これを''思考する''ことこそが数学の思考である。
さらに言えば、
数学の問題にはある思考パターンが必ずと言っていいほど存在していて、
問題A⇒解法①②③, 問題B⇒解法①④
このような論理を元に処理することこそ数学の本質であり後天的に鍛えることで手に取るように数学が解ける「才能」である。
イメージとしては問題文を読んだら思考パターンが思い浮かんでくる感じやな。
いやいや、だからそれが才能やないか。
感覚として分かりずらいと思うけど、これは才能のひらめきではなく、過去の演習を通じて得た思考パターンを当てはめてるだけに過ぎない。
例えば、以前私が数学の問題を解く時の頭の中を解説した記事があるので、こちらも参考にして欲しいのだが、
この通過領域の問題では
①順像法
②逆像法
③包路線
という思考パターンを元にアプローチ方法を選定していることがわかるだろう。
まとめると、思考力は決して何も無いところから生まれてるんじゃないということだ。
言ってしまえば、今まで蓄積された思考パターンによってのみ生まれてくるものだと考えていい。
受験数学においての思考力は絶対にパターン化出来るということを覚えておいて欲しい。
じゃあ才能あるやつって何なのかって言ったら大体は思考をパターン化出来てないか、知らなくてもすぐに最適解を見つけ出すことができている。
後天的才能はこれが来たらA, B, Cの思考パターンがあるのに対して、ただ才能で数学してる奴は感覚のみで思考を展開してる。
ただそこには言語化できてないだけで背景には膨大な思考のデータがあることが多い。
基礎問題を学んだだけで1〜100の所まで応用を効かせられる。
そんなことは凡人にはできないから、確実に思考パターンを自分の中で確立すること、これが本当に大切。
こんなんほんまに誰でも出来る。
具体的な後天的才能の身につけ方については以下の記事にて余すことなく解説してみました。是非参考にしてみてください。
んじゃっ。
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