今更ライブアライブ所感2


3回に分けるのは確定、4回目の可能性?

私は大体長くても4000字程度で終わらせるようにしているので、3回目は確定で下手をしたら4回目まで行くかもしれない
これは一回に読む文章量として長くても4000程度が適当であり、それ以上は読む方がだらけるというか、集中力が続かないで読んでもらえないだろうという分析もある
実際統計などを取ったわけではなく、自分が他の方の文章を読んでいてそれ以上の長さになると怠くなるというだけの話だがww
まあ余談はここまでにして、続きを再開することにしよう

原始編

時代的に一番最初にプレイしたくなるが、一番最初にプレイするには向かないという絶妙な罠シナリオ
言葉がない時代という設定のせいで、初見だととにかく面倒な印象はある
特に原作は技にしろ操作にしろある意味ノーヒントなので、画面上のボディランゲージを解読しないといけない面倒さ(そこまで難解ではないが)
今作ではそこそこ親切なので原作よりは迷わないか
ちなみにここで原作ではどう足掻いても負けるはずがないざきに普通に負けてブチ切れて一週間ほど停止していたww
いや普通に負けたというか、納得できる負け方ならそんなことはしないのだが、ざきの反撃技が強すぎてキレた、という感じか
私がゲームで嫌いなものの一つに「同じシステムでも敵味方であまりに差があり過ぎる」というのがあり、今作の反撃はそれに該当していた
こちらの反撃技は専用技で軒並みゴミ
で、敵の反撃技は通常技で反撃してくるのだから敵だけ手数2倍
やってられるかボケ! となって同時期に購入していたクライシスコアに手を出していた
それでも頭が冷えたというか、対応策も思いついたので戻って来た
要は相手の反撃技の範囲外で行動すればいいだけなのだが、如何せん原作は反撃率が高くなかったので喰らって覚える必要があるのでストレスはあったがww
原始編は隠しボスがいたり隠しアイテムがあったりと、知らないと確実に取りこぼす要素があるのだが原作ならともかく、令和の現代でそれを取りこぼすことはまずないか
実際使ってみたのだがバランスブレイカーレベルで強かったので即封印せざるを得なかったのは失笑ものだったが
原作でも入手したけどただの装備品だと思ってたからなぁ
地味にストレスだったのはべるのるーるーが超弱体化していたことで、使用期間は短いとはいえサクサク雑魚を処理できていたのができなくなったことか
べるは使用期間短いし、別に弱体化せんでも良かったと思うんだがね
ボスを瞬殺できるのがヤバイなら、ボスは耐性持たせれば良かっただけの話だし
もっとも、原作通りの強さだったら普通に貫通しそうではある
言葉を発しないのにCVが豪華、とも言われていたがこれは逆で言葉を発しないからこそ高度な演技を求められるので実力派の方でないと厳しかっただろう、というのが私の見解

キャラ評価
原作とほぼ変わっていないが、システムの変更が追い風になっている
原作はドテデスゲンの一発屋で、数発撃ったらステータスが下がって戦力にならなくなる極端な性能だった
が、今作はステータス上昇アイテム使用時に「確実に」ステータスが上がるようになっているので、下がった分は問題なく取り戻せる
カンストのドテデスゲンを連発することも可能になったわけだ
もっとも、ポゴに専用の介護要員を付けるくらいなら二人で別の行動をした方が良いようにも感じるので、ボス向けキャラとも言えるか

西部編

このシナリオは分かれば簡単、知らないと激ムズという極端なシナリオ
アルコールの類が軒並別のアイテムに差し替えられているのに時代を感じるというか、くっそ面倒な時代になったと落胆させられた
性的なものは仕方ないにしろ、アルコールや葉巻まで規制するのはさすがにどうか
しかもそれがあるのが普通というか、ないと違和感がありそうな西部劇の世界観で、だ
折角西部劇のお約束を多々取り込んでいるのに勿体ない限り
まあアルコール系の回復アイテムは使用すると泥酔して一部の技が使えなくなるというデメリットがあるので、それがなくなったから良しとするべきか
このシナリオのボスはカンストダメージを出してくるのだが、原作プレイヤーは射程をわかっているので喰らうはずがない
そう思っていた時期が、俺にもありました
何で範囲広くなった上で範囲攻撃になって威力据え置きとかいう頭の悪い技になってるんですかね?
恐らく罠を一個も仕掛けないで倒す難易度は間違いなく上がっている
代わりに待機時間があるので、兆候が見えたらキャンセル系の技でキャンセルすれば良いだけの話、と思いきやチャージ系の技をキャンセルした場合は行動そのものはキャンセルされないので、別の技をぶっぱしてくるから油断ならんww
原作以上にマッドのジバーダグが重要になった感じがする
気が向いたら罠なし撃破やろうかと思って入るがいつになるやら
イベントはスキップできるからそこに行くまでは時間かからんだろうけど

キャラ評価
名指しで「ハリケンショットは弱体化する」と公言されていたが、代わりに待機時間が短くなったのでむしろ強化とも言える
どうも多段ヒット系の技は命中率が低めに設定されているようで、全弾ヒットしたら原作と変わらない威力という調整のようだ
むしろ下位の技が使いやすくなった感じもするので、ハリケンショット覚えるまで微妙、という状態ではなくなっているようにも
そして味方側で唯一まともに使える反撃技を持っているので、その点は評価するべきか
さすがに脆いのは変わらないので下手に前に出せないが、最終編でサンダウン主人公にしてレイを仲間にする際にこれの有無で難易度が違ってくる
原作とほぼ変わらないが、それでも安定して強いキャラだと言えよう

SF編

このシナリオはラスボス以外の戦闘が一切なく、ひたすらフラグを立ててストーリーを進行していくだけのシナリオ
なのだが、序盤からかなり不穏な空気が流れており、宇宙船という密閉空間で起きるサスペンスという中々に精神を削ってきたりもする
それを解決するのが人間ではなく作られたロボット、というのもまた皮肉が効いた感じでもあるか
このシナリオを語る上で外せないのはやはりベヒーモスだろう
原作でもプレイヤーを恐怖に陥れたとんでも生命体だが、リメイクで強化されているとは読めなかった、このリハク以下ry
と流れで書いてしまったが、リハクでなくてもここ強化するのは読めるというか、演出的にやれるならやるのは当然である
それでもそこまで強化されとらんだろう、と高を括っていたのだが
・原作以上の巨体
・叫び声付き
・原作よりも出現が唐突
と、ここまでやるかと言わんばかりの強化
原作は容量の関係か、ベヒーモスのドット自体は他キャラとはそこまで変わらないものだったが、それがあそこまで馬鹿でかくなるとは
さすがにあんなのに突撃されたら普通は死ぬ、むしろ生き延びた伍長が半分人間辞めているレベル
最近AIが進化してきているが、その先がこのSF編のようなことになるのだろうか、と思うと原作は随分と時代を先取りしたものだなと
進化したAIが最終的に人間を滅亡させる判断をする、というのはSFもののお約束なのだろうが、遠くない未来にそれが起こるのかもしれない
もっとも、その時まで私が生きているとは思えないが

キャラ評価
原作では計算式の関係上攻撃面は微妙、代わりに耐性が馬鹿強くほとんどの状態異常が効かない上にハイスピードオペが反撃技と面白い性能だった
今作は反撃率が上がっているのでハイスピードオペで絶対死なない、というわけではなく回復量が少ないのでダメージ軽減、といった方が近い
また範囲内で固まっていると範囲技を喰らうのでこれを当てにし過ぎるのはよろしくない
計算式が変わって攻撃面が強くなったのに加えて、最強技のメーザーカノンの待機時間が短縮されたので攻撃役としてもやれるように
普通に強化されてはいるが、レベルが上がらないのは相変わらずで手持ちの技も増えないことから、使っていて面白いという観点からは微妙かも
逆に言うと最初から完成されているとも言えるので、RTA等では最強クラスになるか

幕末編

個人的に一番面倒と思っていたのだが、実際プレイしてみるとそこまででもなかった
原作は相当面倒だった記憶があるが、リメイクにあたってそういった部分がなくなるなり緩和されたようだ
代わりというか、西部編でも触れたように待ち時間をキャンセルしても行動はキャンセルされないので、二大ボスが結構きつくなった、と思いきや他にハメ殺せる手法があったりして拍子抜けしたww
原作は竜馬なしで倒すのはかなり大変だったので、竜馬なしでも簡単に倒せるようになったのは良いのか悪いのか
この辺りも元ネタ通り「知っていれば楽勝、知らないときつい」を再現しているとも言えるか
恐らくライブアライブの中で一番遊べるというか、複数回繰り返しても楽しめるシナリオ、というのが原作プレイヤーの見解になるか
反面面倒な部分は少なからずあるので、そういったプレイヤーには向かないか
結構密度はあるのだが、思いの外語ることは少ないという中々に稀有なシナリオな気も
それでも「さらわれた坂本龍馬を救出する」という幕末ならではの流れだったり、過去の偉人が亡霊になって出てきたりとポイントは押さえてある
余談になるが、坂本龍馬の愛刀は陸奥守吉行で少し前に発売されたFF6では最強の刀として登場している
三種の神器である草薙の剣(天の村雲)より上なのだから、当時の開発に相当な坂本龍馬のファンがいたのだろう

キャラ評価
さすがに弱体化はされているが、それでも普通に使えるレベルで強い
というか原作が強すぎたという方が正しいか
何せ「キャラデザインがコナンの作者だから忖度入っている」という嘘が普通にまかり通るレベルで強かったww
ちなみに原作発売はコナンの連載前なので、さすがにその時点で忖度はないだろう
推測になるが、忍者やガンマン、拳法家は人気があるから使われるだろう、といった感じで強めに設定したと思われる

やや無理矢理詰め込んだか

3回で終わらない気がしてきたので無理に詰め込んでしまった
とはいえ中性~最終は結構分量喰いそうなので、こういった分割になった
それに中世は他とは全く異なるので紹介するなら他と一緒にしたくなかったというのもある
最近体調が悪く、中々頭が働かないので時間がかかってしまっている
それでも何とか今年中には終わらせたいところだ

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