第一話 社会人が待っている

先日、私は無事に、美容学校を卒業しました。
高3の頃、進路選択に追われて、「美容が好きで唯一続けられそうだから」という、ただそれだけの理由で入学を決めた専門学校。入学してすぐ、見渡す限りの美人イケメンギャルヤンキーに恐れをなして早々に諦めかけたキャンパスライフも、いつの間にか結構楽しくて愛しいものになっていて、卒業式には一丁前に泣いてしまったりもしたけれど、その後の私に立ちはだかるのは美容室への就職。
正直、美容師なんてタチじゃないんです。全く。こんな陰鬱note書いてる美容師、他にいますか、っていねーか、はは。ただでさえ離職率の高い仕事だというのに。バイト先の陽キャ大学生に怯え、コミュ障を遺憾なく発揮し、手先も器用でない私が、どうしてこんなことに…高校生の頃の私には、もう少しよく考えろと言いたいですね。四大なら最高だけど、短大でも良いし、専門でももう少し、身の丈に合った仕事につける所、あったんじゃない?正直なところ、一日も職場に足を踏み入れてすらいないのに、もう次の就職先を探し、その職種のリアルな声まで検索し、落胆するところまでやりました。
まあ、ぶつくさ言っても四月は来るし、もう仕様がないので、noteに私のリアルな生活を綴っていこうかと思い、これを第一話としてみた訳です。最後の暇な春休み、それも深夜の思いつきですから、明日起きたらポッカリ忘れて更新しなかったらすみません。そういうことが、結構あります。
とりあえず、シザーケースを買わなければ。
ではまた。

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