起きれないだに。。。
母は、自力でポータブルトイレまで這って行けたかと思いきや、コタツから起き上がることも困難な日がある。
起き上がろうとしてクタッとなっている。
「ご飯だよー起きてーーー」と言っても
「起きれないだに」と言ってクタッとしている。
母は起き上がる筋力がないだけでなく、体のどの部分を使って起き上がるのかわからないのだ。
右手でコタツをつかみながら
左手をついて体を起こす
お尻をぐいっと引き出して倒れないようにする
私ならこの動作は無意識だ。
ニンゲンは動作の指示を出さなくても動ける高性能マシンなのだ。
母にはこの動作を分解して順番に伝える。
考えなくても体が自然に動くことを指示する。
今は指示を理解できている、体は思うように動かないけれど。
脳から体への配線が乱れている。
良くつながる日もある。
観察の日々。
昨日の母と今日の母は違う。
決まったパターンが好きな私は、柔軟性を試されている。
しなやか塾なんて名付けて活動してるくらいだから、もっとしなやかになれってことだわね(笑)
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