9年ぶりのスキー@国際スキー場

九年ぶりにスキーをしてきた。

今回スキーをしに行くにあたって道具一式揃えたのだが、セールにも関わらずトータルで18万した。

札幌ではスキー学習の授業があるが、義務教育であんな高級品を用意する必要があるの恐ろしい。

スキーの板は目の高さくらいのものを買うもんだが、幼稚園児から高校生になるまでの目の高さの変遷に伴い、幾度もスキー道具を買い与えてくれていた両親に感謝でしかない。

MNGを車に積み国際スキー場へと向かった。心は否応なしにうきうきと弾んでいた。

最後に滑ったのは高校二年生で、数えてみると九年も前だった。ブランクが不安だったが、意外と身体は覚えているもので、思いの外すぐに感覚を取り戻すことができた。

ゲレンデの空気や雰囲気、反射して輝く光がたまらなく懐かしかった。リフトやゴンドラの造形ってちょっとまぬけで好きなんだよな。

タランティーノ映画を見るとオラついてしまうように、ゲレンデはドラマチックを期待させる魔力がある。ゴンドラは高度とともに高揚感も高めた。

山の空気は美味いし、景色は壮大で綺麗だし、白い景色を風を切り走るのは最高に爽快だった。

こぶや地形で飛んだり、後ろ向きで滑ったり、回ったり、しゃがんで滑ったり、キッカー飛んだりとにかくあまりにも楽しかった。記憶も心も童心にタイムスリップした。

18万の突然の出費にやってしまったかなとも思ったが、良い買い物だった。わけわかんないくらい行って元を取らなくては。

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