消えゆく神話
間違っていることを書いてしまうかもしれないけれど、書きます。
いますぐに戦争をやめてほしい。
僕らは今起きてることを対岸の火事と認識してはいけない。ここでの対応の如何によってこの先の世界の在り方が変わってしまう。
それほどの歴史的な局面にいま陥っていると思う。
このウクライナの姿は未来の日本かもしれない。
安全神話、というか
僕たちが漠然と信じていたものは昨日崩れた。
僕らが共通認識的になんとなく拠り所にしていた倫理は驚くほどあっさりと無下にされた。
戦争なんて昔の話だと、どこかで思っていた。
現代という時代は戦争という野蛮さをある程度は克服したんだと、どこかで勝手に信じていた。
小規模な武力衝突のようなものはあっても、大国間の戦争や侵略戦争のような大規模な戦争なんてもうないと思い込んでいた。
僕たちが信じていた、世界の倫理による暴力への抑止力は思っていたほど強固ではなかった。
これは対岸の火事ではない。
ウクライナの大統領は自国の国民に対して戦ってくれと言った。…こんなことが起きていいのか。これほどまでに理不尽な暴力が、この現代に、こんなに簡単に起きてしまっていいはずがない。
起きてしまっていいはずがなかったのに。
なのに、なんなんだこの現状は。
いまウクライナの人たちは侵略戦争をしかけられて一方的な暴力によって国を、人を、日常を、破壊され続けている。
こうしている今も、人が、国の暴力によって殺されていっている。
こんなこと起きていいはずがなかったはずだ。
こんなことが起きてしまっても、核の脅威で、第三次世界対戦への恐怖で、どこの国も武力介入することができないでいる。どこからどうみても今のウクライナに必要なのは武力介入以外には何もないのに。
でもそれができない。こんなことになっても助けに行くことすらできない。今まで僕らが漠然と信じてきた国際秩序や倫理は、確固たる暴力の前ではこんなにも脆弱なものだったのか。
経済制裁しかできずにいる現状に異を唱えたい気持ちもあるけれど、
他国の対応のせいでロシアがこの侵略戦争をはじめざるを得なかったかのような見方は絶対にしてはいけないと思う。
責められるべきはプーチンだ。当然に彼に責任があって、世界は彼にそれを問わなければいけないし、世界はこの彼の決断を容認してはならない。
シンプルなことが彼とロシアと、そして世界に問われているんじゃないかと僕は考えている。
虐殺を容認するのかどうか
ということだ。
暴力によって人を殺し
日々の暮らしを破壊し
人生を理不尽に奪う
これを肯定できるほどの理由なんてどこにもないだろう。これを容認してしまったら世界は変わってしまう。
いま世界中が瀬戸際に立たされている
こんな途方もない状況に対して僕らが個人でできることなんて何もないように思うし、どうしたらいいのかなんてわからない。
だけど関心を失ってはいけない。
これは他人事じゃない。
僕らにも起こり得る未来だし、何よりもこの歴史的な暴虐に対して何のリアリティも感じずに、何の危機感も感じずにいるというのは本当に危険なことだと思う。
今起きてることは
あなたの育った町や
あなたの育った家や
あなたを育てた親や
あなたと育った人が
理不尽に壊され、奪われ、殺されるという現実だ。
こんなこと許されていいはずがないじゃないか。
こんなことが起きていいはずがないじゃないか。
僕らはこれを容認するのか?
僕らはこれを「そんなこともある。」と許容してしまうのか??
関心を失ってはいけない。
虐殺を容認してはいけない。
小さくても、無意味に思えても、無力を感じても
絶対に関心を失ってはいけない。
戦争をやめてほしい。
今すぐに
この侵略戦争をやめてほしい。
少額だけれど募金をした。
関心を失わないようにしよう。
https://www.unicef.or.jp/news/2022/0042.html?utm_source=googlea_m&utm_medium=cpc&utm_campaign=ukraine&cd=pc918&network=google_g&placement=&keyword=%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%20%E5%8B%9F%E9%87%91&device=&gclid=Cj0KCQiAmeKQBhDvARIsAHJ7mF493JwuO_E9034ZVvmro7oAZvdLAE6Dk22v68g0mgIN-thKKxa7jpoaAr5cEALw_wcB