梅雨と頭痛
梅雨真っ最中の6月の終わり。九州は1週間ずっと雨が続いていた。この期間、天気が悪かろうが、雨が降っていようが、日課の朝散歩は毎日欠かさず続けた。太陽が出ていなくても、セロトニンは充分に分泌されるらしいから効果はあるっぽい。最初はめんどくさかったり、忘れることもあった朝散歩だったけど、すっかり習慣化したから、今では行かない方が気持ち悪くなるくらいだ。
この朝散歩のおかげなのか、雨ばかりの梅雨の時期でも今年は気分が落ち込むことはあまりない。ただその代わりに頭痛に悩まされている。いわゆる天気痛というやつで、1日2日の雨なら大丈夫なのだが、何日も続くと自律神経が乱れて、吐き気とか肩こりなど様々な身体の不調をきたす。自分の場合は頭痛が酷い。1週間も晴れない天気が悪い日が続いたから、自立神経は乱れまくっていた。でも、今回は痛さの度合いが桁違いだった。それは先週の金曜日のこと。
朝から一日ずっと頭が痛かった。天気は大雨。九州は線状降水帯らしく最大150ミリも降るらしかった。訓練中もずっと痛くて、全く集中できないし、講師の話も頭に入って来ないし、本当死ぬかと思った。おまけに土砂降りの天気が気分も憂鬱にさせる。治まる気配は一向になくて、頭がかち割れるくらい痛くて、家に帰って、直ぐに鎮痛剤を飲んで横になったら、痛みは治まった。薬はカバンに常備しておかないとなと反省した。こんなに痛かったのは大学の卒業式以来だと思う。
その日以降は雨も弱まって、頭痛も治まった。今日は快晴で夏並みに暑かった。梅雨明けはまだ先だろうけど、朝からセミたちがひっきりなしにミンミンと鳴いていた。こんなに早かったっけ。でも懐かしいこの感じ。梅雨明けは近い。大好きで大嫌いな夏が来る。