東京 雑多日記 1,2日目

3年ぶりに東京に行って色々感じたことがあったので、日記形式で文章に残していくことにする。

5月18日　1日目
LCCで夜8時に熊本を発ち、成田空港に22時に着いた。時間が遅かったので、この日は成田市の快活CLUBに泊まった。成田市、初めて来たけど、静かでいい所やね。京成本線の公津の杜ってとこで降りたけど、駅前はめちゃ静かだった。一軒家やマンションが多くて、ベッドタウン的な場所なのかな。関東に住むならこういう所に住みたい。都心はうるさすぎて無理だ。

この日は一睡も出来なかった。2日連続で寝れなかった。元々ネカフェが寝にくいのもあるけど、メンタルの問題もあるのかも。寝付けない日が続くと、寝れないこと自体が不安になってくる。明日から3日間は大浴場とサウナ付きのホテルに泊まるから、ゆっくり湯船に使って、身体を休ませたい。

5月19日　2日目
朝は成田市を少し散歩した。団地や一軒家とかが多くて、やはりベッドタウンなのだろう。朝も静かで、飲み屋も少ないから治安も良さそう。熊本でいう菊陽町みたいな感じかな？知らない街って歩くだけで、勉強になるというか楽しいし、何かしらの発見があるよね。成田は都内まで乗り換え無しで行けるとはいえ1時間以上かかるから、千葉県内で暮らす感じになるのかな。

モーニングのコーヒーとトーストを食べて、朝9時前にはチェックアウトした。また少し歩いてみたけど、観光名所とかはなかったから、京成本線で押上(スカイツリー前)まで一気に行った。今まで成田空港から、都内までは夜に移動していたから気づかなかったけど、東京までの景色は田んぼばっかりだった。植木や山鹿みたいな感じだよ。首都圏にも田舎はあるんだな。
・押上(スカイツリー前)で降りてからは映画「Perfect days」の主人公、平山のアパートを見に行った。約3年ぶりの東京。この辺も久々来たなーって感じ。スカイツリーとか水族館とかあるから、観光客もかなり多かった。主婦とか高齢者も多く、スーパーもあるから生活はしやすそう。

平山のアパートには駅から歩いて10分くらいで行けた。めちゃくちゃ年季が入っているアパートで、実際に住んでる人もいた。大通りから少し外れると、こういう静かな場所も東京にはあるんだな。こんな都会のど真ん中で非人情生活をしていた平山はすごい。てか、この辺の建物は年季が入ってる建物が多かった。東京は面積が狭い上に人は多いから、土地は高いのに、家は小さいし、駐車場を作るスペースはないから、ドア横に車を止めてたり、カルチャーを感じた。建物間の隙間なく建てられてるし、すごい。

その後は雨も降ってきたから、宿泊先の蒲田へ向かった。駅併設のユニクロで服を買った。都会は何か欲しい時に、すぐに手に入るのはいい。夜ご飯は焼肉ライクの580円の焼肉セットを食べた。ご飯はマンガ盛りにして、2合近くはあったと思う。キムチは2回オカワリした。肉も少なかったけど美味しかった。昼食べてなかったから、お腹すいてた。自分は旅行する時も、何食べるかは、あまり拘りがない。出来れば安く済ませたい。東京の行きたい店とかも特にはない。日本の飲食店はどこもレベル高いから、安価なチェーン店でも充分美味くない？日本のいいところ、また一つ見つけた気がする。

あと気づいたのは、15時～17時の時間帯に食べると、一食で済むからいいね。ご飯はなんでもいいわけではなくて、最低限の栄養はとりたいから、肉、ご飯、くらいは欲しい。飲み物はペットボトルを持ち歩いて、水でやり過ごせばかなり節約できる。蛇足だけど店内でThe Offspringとかアブリル・ラビーンとか流れてて、雰囲気めちゃ良かった。また行こう。

蒲田は都会だなと感じた。駅併設の東急プラザにはユニクロもコンビニもダイソーもなんでもあって、便利。駅近くは飲食店、居酒屋、ホテル、区役所、ビルが沢山あって、人も多かった。治安は悪そうだけど。東京に来る度に思うけど、駅ごとにひとつの町を形成していてすごい。街並みや雰囲気、匂い、カルチャーもそれぞれ違う。熊本の下通が何百個もある感じ。蒲田は「月曜から夜ふかし」で飲み屋街、汚いまちのイメージだったけど、横浜とか羽田空港とか秋葉原まで行ける電車もあるし、思っていた以上に便利そう。ただ宿が安いからという理由で、蒲田を選んだけど、意外な発見があって良かった。

東京に久々に来た感想としては、人は相変わらず多いし、地下鉄や満員電車は嫌になるけど、みんな他人に干渉しないし、個々を生きてて、良いなと感じた。誰かが奇声をあげてても、見向きもしない、他人に興味が無い感じが好き。こういう所が、都会と地方の根本的に違うところだなと思う。地方は騒動があるとすぐに野次馬が集まる。周りの目というか、いちいち干渉してくる。最近、田舎に住みたいと思っていたけど、東京に住んでみるのもありかな。都会は住みにくそうだけど、生きやすそう。逆に地方は住みやすいし、安全だけど、それ以上のものは無いから、どんなに工夫して毎日を過ごしても、都会での散歩には劣ると思う。なぜなら、都会や知らない街は歩くだけでも学びや何かしらの発見になるから。今日も蒲田や成田を歩いて、色々な学びや視野を広げることができた。

それからは17時半くらいにホテルにチェックインして、直ぐにお風呂に入った。お風呂は大浴場とサウナがあって、かなりリフレッシュ出来た。1泊3000円の安宿(カプセルホテル)なのにありがたい。昨日一睡もできなかったのと、今日沢山歩いた疲れが癒せて良かった。

上がってからは、FP2級の勉強をした。旅行中も本やテキストを持ってきたらスキマ時間使って、勉強できるし、持ってくるべきやね。本も少しだけ読めた。ホテルの主みたいなうるさい人がいたけど、安宿だからしょうが無いよね。こういうストレスも若いうちに経験だ。

その後は、ベッドに入って一瞬で寝た。22時半には寝たと思う。翌朝は8時に起きたから10時間くらい寝れた。昨日一睡も出来なかったし、一昨日も全く寝れなかったから、沢山寝れて本当に良かったよ。夢も珍しく見てなかったと思う。カプセルの中は少し暑かったけど、布団は柔らかくて気持ちよかった。自分は2階で、1階は誰も泊まってなかったから、結構静かだった。とりあえず寝れて良かった。

久々の東京で少し不安だったけど、1,2日目は何事もなく過ごせて良かった。