【ご報告】旅行会社を卒業しました!

こんにちは。Kiyoshiです。

ご報告ですが、先日約5年間勤めた旅行会社を退職しました!

今回は退職した心境と、今後の目標の整理のために執筆しようと思います。


旅行会社で働いてみた感想

旅行会社の実態や、実際に旅行会社で働くことを志望している人もいるかと思うので、旅行会社で5年間勤めた感想を下記にまとめました。

旅行に関する仕事が味わえる!

学生の頃から憧れていた旅行会社で働き、旅行をする側ではなく、旅行を提供する側になり、とてもいい経験となりました。

航空券の手配や、国内・海外旅行の添乗業務、ツアーの企画・販売、海外支店とのやりとりなど、一般的な日本企業ではなかなか体験できない経験をさせていただきました。

特に海外旅行の添乗員としてお客様を海外にお連れすることは、旅行会社の中でも限られた人しか体験することができないので、本当にラッキーな仕事だと思いました。

僕が今でも思い出すのは、100名近くのお客様を添乗員としてハワイまでお連れしたことです。

自身の語学力を活かして、あまり旅慣れしていないお客様を海外まで連れていくのは、責任感が問われる仕事ではありますが、それだけやりがいもありました。

当日パスポートを忘れて飛行機に登場できない人がいたり、サーフィン中に携帯を水没させた人がいたり、現地でパスポートを失くした人がいたりなど、さまざまなトラブルにも見舞われましたが、それらに対処するスキルを身につけることもできたので、総じていい体験となりました。

旅行会社ならではの仕事をたくさん体験することができ、本当に貴重な経験となりました。

やっぱり激務な職場…

楽しいことを味わうことができる反面、大変な面もあります。そのうちの一つが、職場が激務な環境になりうることです。

旅行業界自体がそもそも薄利多売のビジネス体系で成り立っているので、どうしても同時に多くの案件、業務を抱えないといけません。

僕のいた部署では、次から次へと新しい案件が増えていき、それに対応できる従業員が少ないため、どうしても一人当たりの負担が日に日に大きくなってしまい、体調を崩す人も増えていきました。

まさに激務の環境で働くことは、旅行会社に入ったら避けられないことの一つかと思います。

旅行好きな人が集まる会社!

働いていて嬉しかったのは、やっぱり旅行業界ということもあり、旅行好きの社員が集まってくることです。

特に40代、50代のベテランの社員は、旅慣れしている人が多く、ハワイに10回以上行ったことがあるなどの猛者も多いです。

長期休暇は社員同士で旅行に行く人も多いので、旅行好きの人にとっては居心地のいい職場になるかと思います。

社員同士で話しているうちに、新しい国・都市に興味が沸くのも魅力の一つ!

僕は入社前はアジアの国にあまり興味がなかったのですが、隣の席のベテラン社員さんが韓国の魅力を日常的に語ってくれたおかげで、韓国愛に目覚め、長期休暇を利用して足を運ぶまでになりました。

新しい視点・発見があるのも旅行会社で働く魅力の一つです!

英語を使う機会は少ない

僕が入社後に感じたギャップの一つに、日常的に英語を使う機会は少ないという点がありました。

入社前は、旅行会社なのだから、きっと日常的に海外支店と英語でやりとりをしているんだろうな〜というイメージがありました。

しかしいざ蓋を開けてみると、日本で働いている間は英語を使う機会はほとんどなく、英語を仕事で活かしたいと思っていた僕にとっては少し物足りなく感じました。

日本の旅行会社で働く以上、海外支店に駐在という形でもない限り、英語を使う機会は少ないです。

質よりも数字を稼ぐことが求められる

その他、感じたことは、仕事のクオリティーよりも数字・案件数を伸ばすことが社内の評価につながります。

これは先ほども述べた薄利多売のビジネスの影響もあり、一つ一つの記録を丁寧にやりよりも、少し雑でも次から次へとお客様を獲得することが会社の利益になるためです。

僕は比較的一つ一つを丁寧にこなしていきたいタイプだったので、この塩梅が難しく、苦戦しました。

女性が多い職場

旅行やホテルなどの「ホスピタリティ業界」と呼ばれる分野では、女性が数多く活躍しています。

これは応募する比率が女性の方が多いからということもあり、体感的に職場の7割以上の割合を女性が占めています。

女性が多い分、伝統的な日本企業とは雰囲気が異なり、細かい作業が得意で、話好きの社員が多いイメージです。

コロナなどの世界情勢に左右される業界

テロや自然災害、そしてパンデミックなどの世界情勢に左右されるのも旅行業界の特徴の一つです。

僕はコロナの打撃を一番に受けた年代で、2020年に緊急事態宣言が出されて以降、ほとんど仕事がなく、自宅待機を余儀なくされた時期がありました。

最近は少しずつ旅行の需要も復活しつつありますが、まだ完全にコロナ前の水準まで戻ったとは言えません。

その他、9.11のテロの時期なども旅行自体が一切できなくなってしまい、大打撃を受けた時もありました。

旅行というもの自体、世界が平和なときに行くことができるんだな〜ということを実感させられました。

研修で旅行に行ける!

これは旅行会社で働く特権の一つで、研修で実際に国内・海外旅行に行くことができるのも魅力の一つです。

僕はグアムの旅行会社向けの研修に参加し、現地のホテルやレストランなどの視察を行いました。

現地のホテルは集客のために、定期的にこの旅行会社向けの研修を開催します。名目上は仕事ではありますが、実際に現地に行くことができるのは、魅力の一つだと思います!

今後の目標

さて旅行会社を退職して、今後はどうするかというと、9月よりオーストラリアのシドニーに引っ越すことを考えております。

下記にシドニーで達成したい目標を記載するので、ご覧ください。

①自分の力で稼げるスキルを身につける

旅行会社で働くうちに、会社に雇われて稼ぐのとは別に、自分自身の力で利益を生み出すスキルを身につけたいと思うようになりました。

なので9月からはシドニーのビジネススクールに通い、ビジネスの基礎を学びたいと思います。

現在やってみたいと思っている分野や英語教育です。自身の語学力を活かし、何かビジネスをやってみようと考えております。

②オーストラリアの企業で働いてみる

日本の企業で5年間働いてみて思ったのが、海外の企業で働いて、その文化の違いを経験してみたいということです。

もともと海外で働いてみたいという夢があったので、オーストラリアの現地の企業で仕事をゲットし、日本の企業との働き方の違いを身を持って体験してみたいです。

③大学院に行く準備をする

また僕は将来的に海外の大学院に行ってみたいという気持ちがあるので、シドニーでスクールに通いながら、現地の大学院の視察なども行いたいです。

実際に大学院に通っている人とコンタクトを取り、コネクションなどを作ることができればいいなと思っています。

長くなりましたが、以上が旅行会社を退職した感想まとめと、今後の目標です!

なにか質問などございましたら、お気軽にコメントください!


【Buy me lunch. 】 (日本語訳:私に昼食をご馳走してください。笑)