俺とダイビングコースター 「バニッシュ!」@よこはまコスモワールド
初乗車:2021年12月18日
好きなセクション:サードドロップ
冬晴れの休日、人々でごった返す桜木町駅に降り立った俺は、改札を出てみなとみらい方向に足を向ける。最近出来たばかりのロープウェイを横目に見ながら(※1)、よこはまコスモワールドを訪れた。
コスモワールドは入園料無料なので、必要経費はアトラクション利用代金のみ。この後の用事が押していたので1回乗車分の800円を券売機で購入し(※2)、カップルでごった返す待機列へと並んだのだった。
日頃の行いとはよく言ったもので、なんと先頭を引くことが出来た。このバニッシュ、前情報ではあまり視界が良くないと聞いていたのでこれは嬉しい。逸る気持ちを抑え、ロッカーに荷物を置き先頭車両に着席する。先頭車両は足を全開に延ばしても余裕がある(※3)。同じ純国産のバンデットとえらい違いだ。しかし肩ハーネスに余裕が無いのか、もしくは俺の頭がデカイのか、ハーネスと耳の間に隙間が無く、頭がガッツリとホールドされてしまっており上半身はかなり窮屈に感じた。
駅舎を出るとすぐに巻き上げに入る。頭がホールドされているからか、振動がダイレクトに頭へ伝わるのが若干辛い。
巻き上げ後は少しの助走を付けファーストドロップ。セカンドドロップは一応キャメルバックっぽい形をしているのだが、てっぺんがファーストとほぼ同じ高さなので浮きは無い。
サードドロップは目玉のダイビングセクションだ。先頭車両ということで視覚的に大変面白く、また勾配も十分でスリルもバッチリ。
水中トンネルを突っ切ると、すぐさまキャメルバックがある。しかし、ここでも高度があり過ぎるからか如何せん浮かない。そのまま左旋回しつつ、Rの小さい水平ループセクションに突入する。下り勾配と言うこともあり、徐々にスピードを増しつつコーナーを駆け降りる。程よい遠心力を感じながら、右手にあの有名なホテルを見つつフィニッシュ(※4)。
もし、あのキャメルバックが爆浮きでもすれば評価は変わったのかもしれないが、自分の中ではあまり好きじゃ無いコースターだった。別にコースレイアウトが悪いわけではないし、立地も良い。では何が不満だったか、それはもちろんあのハーネスだ。余裕のないハーネスによってあらゆる振動がダイレクトに頭へ伝わるのはちょっとなあ…と、感じたのだった。
注釈
※1 人気施設のYOKOHAMA AIR CABINはバニッシュと同じく泉陽興業が関わっている。
※2 OKのベーカリーコーナーのピザを受け取る時間が迫っていたので、今回は1回しか乗れなかった。神奈川へ引っ越す前はヤオコーのピザが一番美味しいと思っていたが、OKもそれに負けず劣らず美味しかった。
※3 足元の広さはバーチャレーシング twin筐体並に余裕があった。欧米人の脚の長さをもとに設計したのではないかと言われるほど、座席とフットペダルの位置が広い。めっちゃ遊びにくい。
※4 もちろんヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルのこと。高いんだろうなあ