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漫画版ナウシカを読み返す #1-6

なんとか1巻が終わりますかどうか。

106P
「クッ」
操縦席でうつむくナウシカ。

空中に放り出された子供たちとシンクロしてしまい、苦しむナウシカ。

気持ち悪くなって?スティックを押し込んでしまったらしく、機首が下がります。スティックの向きは現代と同じもののようです。

ドバッドバッ

アスベルの銃撃から身を挺してクシャナ殿下を守る親衛兵。
個人の装甲で銃弾が留まっています。12.7mmくらいなら貫通するでしょうから、アスベルの機銃は7.7mmくらいなのでしょうか。

「もう殺さないで」

ナウシカのNT能力は受信専用かと思ってましたが、ナウシカの声にアスベルが反応します。アスベルにはNT分はなさそうですから、これはナウシカ側のブロードキャスト能力なんでしょうか。強制的に自分の感情を送り付ける能力は考えてみるとかなり凶悪。

107P
キーン
「ワァッ」
ズズーン

勝手にブロードキャストしてきたナウシカの姿に見とれているすきに、後方からクロトワのコルベットが接近。機首の4連装主砲をぶっぱなしてきます。悲しいけどこれ、戦争なのよね。

機首の4連装砲は次発装填可能なもよう。

109P
シュー

バージの不時着場所を探して先導するガンシップ。ナウシカは操縦席で立ち上がって視界を確保しています。

110P
水上に浮遊するガンシップ

やはり主脚を水上スキーのように使って滑走してきます。

水面上のガンシップですが、ほんの僅か機首が上を向いています。このAOAでこの後の離水が可能になるのでしょうか。それにしても機首に巨大で重そうな2連装砲を積んでいるのに、それでも水面で機首が上を向くとは、ガンシップの機尾にはいったい何が入ってるんですか。

機首に重りを入れないと尻をつくプラモデルを作りすぎなんじゃないんですか。

「あの人どうしたかしら…」

アスベルとは撃墜されたところまでつながっていたのかしらん。

113P
「…始まる。王蟲が言ったとおりだわ」

おそらく南方での大海嘯の件。
この後一直線にアスベル救出に飛ぶので、アスベル撃墜地点も教えてもらった模様。

114P
メーヴェを組み立てる。

外翼が上に折りたたまれている。WWIIの艦載機と同じような折りたたみ機構。グリップは取り外し式らしい。

115P
「目が炎のようになった」

王蟲イカ爆。

最初はそれほど怒っていなかったようなので、アスベルも墜落して気を失ってたかどうかしたのが、ここで目が覚めて蟲を殺したらしい。

「姫さま!!」
パウッ

メーヴェT/O。
1巻冒頭のメーヴェと違って翼上にベントラルフィンがついていない。別の機体と思われる。

ギッ

ガンシップの操縦席内のかごの中にいたテトが飛び出す。バージ翼上からT/Oしたメーヴェにぴたりと合わせて搭乗。ナイスタイミングすぎるww
びっくりしたナウシカはいったん水面に接触する。

おはいりはやく!

Yes, ma'am!

そこには空調とかエアフィルタなんてないんだけれど、宮さん的にはそこは安全地帯なんですか。

「だまれ、さっさとバージに乗るんだ」
ドバッ

水面からガンシップ離水。
しかしAOAほぼゼロでカナードも水平尾翼もなしに一体どうやって機首上げしたのか。なにか反動での機体制御があるのだろうか。
主脚のスキッドを水中で展開し、シーダートの水上スキーのように使ったのかも知れない。

117P
燃えるペジテ・ガンシップ

どうやら蟲の産卵所のど真ん中に墜ちてしまった模様。これはガンジーでも助走をつけて殴るレヴェル。これでは蟲が怒って集まってくるのも仕方ない。

長銃の銃床を脇に挟んで射撃しているが、それでいいのかアスベル。

120P
横からアスベルをかっさらうナウシカ。

すぐにバランスを崩し背面になるが、地面にたたきつけられる前に立て直す。大きくロールしたはずだが、エルロンはまったく動いておらずすごく不思議。

シャー

地上すれすれを滑空するメーヴェ。地面効果使いまくり。
地表をかすめて飛ぶ航空機は燃える!

121P
「つかまれっ
逆噴射する‼」
ドウッ

逆噴射して速度を落とし真上にプガチョフ・コブラで後続の羽蟲をかわす。
ごいす!

直後にエンジン全開してエネルギーを回復。瞬間、ものすごいロールを取っていますので、ここでインメルマンターンで別方向に回避した模様です。低空、低エネルギー、定員外乗車の高重量の状態でこの機動。

ナウシカ恐るべし。

後ろから追われて、いったん逆噴射で上に逃げるってのは、飛行機でいうならばプガチョフ・コブラ、クルマで言えば神岡ターンですよね。自重の何倍も推力のあるエンジンなら出来るのかもしれない。メーヴェは空力的なあれこれよりも、推重比が3とか5とか10とかある機体と思った方がいいのかもしれません。

や、終わらなかったぞ。

1巻はおまけとかいろいろ見どころも多いので、次でその辺もまとめて1巻終了にしたいと思いますw


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