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漫画版ナウシカを読み返す #1-5

びっくりするほど密度の濃い、アスベルVSトルメキア編隊の空戦シーンです。

96P
爆発するバカガラス。これが95Pでアスベルが攻撃した機体なのか、新たに被弾した2機目の損害なのかがよくわからない。

95Pではアスベルは攻撃後前方に離脱し、(おそらく)左にひねった後、風の谷のガンシップの下を真横からくぐります。ガンシップはバカガラスと同針路だったはずなので、おそらく1機目のバカガラスの前方に位置していたはずです(アスベルが攻撃後前方に離脱していたことから)。
そしてそのガンシップの更に前方で爆発するバカガラス。1機目は既に後方のはずなので、普通に考えると、これはアスベルの2機目の戦果のはずですよね。私はここまでで2機のバカガラスが撃墜されたものと判定します!しちゃうんだから。ぜったいだよ!

97P
空中に放り出された兵士の中を突破する凄惨なシーン。それでもガンシップは止まらない。
98P
前方に迫るバカガラスの機首部分。
「クッ」ドゥッ
と回避しますが、右のエンジンを下向きに吹かしてます。

高揚力装置なんてものじゃない。飛行中に機体の姿勢がロール方向に変わるんだ。スラストベクタリングですよ、これ。あのSTOL性能も高揚力装置じゃなくてF-35B並みのスラストベクタリングだったんじゃないですか。ごいす!

99P
マスクを外すナウシカ。

飛行帽も脱いでますけど、一体化したものなのでしょうか。

100P
ニコッとスマイル0円のナウシカ。

こういうサムアップを見ると、未来少年コナンを思い出しますねえ。

はやくしろ。姫さまに笑われるぞ!!

ぽいぽいと機内の重量物を投棄するバージのじじい団。
「死の翼・アルバトロス」の次元とか、「スタンレーの魔女」の1式陸攻なんかでおなじみのシーンですね。

エンジン再点火。
空中でらくらくとエンジン再起動するガンシップ。

吸気口がないんだから、エアスタートじゃないよね。APU内蔵なんですか(というか一体どんなエンジンなんですか)。

101P
上方へ防御火箭を撃ちあげるバカガラスとコルベット。

バカガラスの正面型がよく見えます。よく見ると内翼が逆ガル、外翼がさらに軽くガル翼になっている非常に複雑な翼型。
主翼上方の機関砲は単装5基、連装1基くらい。口径も大小あるようで、ギガントの山盛り機関砲を思い出すねえ。

102P
2番機被弾。

私のカウントだと3機目の被害。

「ちょっと振り回しますぜ殿下」
「やってみろ」

本性を現し始めるクロトワ。
本来はこういう現場の仕事人だった、という表現。

103P
「ここだ!!」

被弾した味方の爆炎の下をくぐり、ドンピシャのタイミングで煙の上に出ると、ちょうどアスベル機の直前に。ナイスタイミング!
ここだ!のところでレバーを手荒く蹴り飛ばしていますが、本来は手動のレバーを足で操作するという通常外の操作なんでしょう。ヒールアンドトゥみたいなかんじ?
それにしてもあのレバー、一体何の操作だったんだろう。これもやっぱり推力偏向装置のレバーかなぁ。

104P
ウィーン
「テェッ!!」
バウッ

コルベット前方の4基の大口径砲が斉射されます。機関砲じゃなくて単発の大口径砲のようです。空気抵抗でかそう。子連れ狼の乳母車ぽいです。

被弾のコマはよくわからない描写。ヤマトの主砲のように4つの弾道がねじれて進み、その1弾がおそらくアスベル機をかすめた、ということでしょうか。

ヒィーン、パフパフッとなるアスベル機。

ぱふぱふっ。
おーやったぞ!と大喜びのコルベット乗員。

「うしろをとられた」
「各銃座撃ちまくれ」

こんどは俺のターン。撃ちまくるアスベル。
おそらくコルベットは103Pで高揚力装置を使ったおかげで速度が落ち、エネルギーを失った状態なんですね。主砲の斉射で撃墜して終わりにするつもりだったクロトワは予想外のアスベル機の機動性で撃墜を逃し、一転して反撃を受ける立場に。

105P
「ばかめ。少年従者を」

えーっと、これはアレですか。今の時代だと問題になるなんとか搾取とかそういう表現ですか。誰か勇気があるやつは宮さんに言ってみろw

ボウウウーーーーン

なんだか書き文字が零士っぽいんですけどww

読み返して一番やべぇな、と思ったのはやっぱり少年従者でしょうか。
Oh!

空戦シーン、もう少しだけ続きます。

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