岩手県盛岡BeOneBoxさんでの思い出。②
冷麺を食べて、すっかり腹も心も満たされた黒やんは、仙台でいうところのアーケードのような大通りに入ってぶらぶらしてみた。食事処や各種ショップが軒を連ねており、ゆったりと見て回っているうちに、大通りから一本小道に入ったところにある喫茶店に目が止まった。そこはどうやら盛岡では有名な喫茶店らしく、中に入って足を休めることに。
盛岡ではお土産の品として至るところで見かける「チロルのチーズケーキ」の発祥のお店である「喫茶チロル」さん。大通り店が本店なのかな、なんだか懐かしいような、心が落ち着く場所でした。ここのチーズケーキはおそらく、人生最大級に美味かった。ただただ衝撃。スフレのようにふんわりしてて、かといってレアチーズのようではない、絶妙な食感と口あたり。美味すぎて2日連続でお邪魔することに!
チロルさんで一休みをしてちょうどいい時間になったので、今日のライブ会場である「Sound Bar BeOneBox」へ。入って左手にバーカウンター、正面にライブステージがあるお店で、入ってからのワクワクが凄かった!今日の共演の方にはうちの親友の中学の同級生がいたり、実は同い年だったギタリストがいたり、珈琲を自家焙煎してるシンガーソングライターの方や、オーストラリア、アメリカカンザス州から日本へやってきたバンドメンバーの方がいたりと、なかなかに素敵なメンバーが揃っていていい夜でした!
今日初めましてのはずなのに、久しぶりだねの感覚に近いような、ずっと前から知り合いだったんじゃないかってぐらい一緒に話して酒を飲んで、これほど帰りたくないと思った夜はなかったかな、めちゃくちゃ楽しかった!
この夜が終わる頃に、きっと僕らも何気ない日常に消えていくんだろうけど、ふとした瞬間に、あの笑い声や、酔って大暴れするにっしーを思い出したりして、寂しく感じるんだろう。また近いうちに行きたいな。
盛岡の宿に一泊して、翌日にはBeOneBoxさんで共演させていただいたKINKUMAさんに教えていただいたらあめん屋へ。
わたしゃ凄まじいコクのある醤油らあめんが大好きで、ここのらあめんは我がらあめん欲求を一気に満たしてくれた。平麺と奥深いスープが絡み合って、これは大盛りでもよかったかな、チャーシュー追加でよかったかな、など色々考えてしまうほど。いやあ美味かった。
らあめんを食べた後は北上川周辺を散歩させていただいて、宮沢賢治ゆかりの場所「光原社」をゆったり拝見し、中にある珈琲店で一休み(写真はなし!)してから、お土産を買いに。福田パン本店で黒やん好みの三種類をチョイスして、盛岡駅の中でお土産を買ってから、楽しかった盛岡の旅も終わりへ。新幹線で仙台へ帰る時、来る時に見た景色と今度は逆にお別れしていくようで、日が落ちて夕日が田園を照らす光景と相まってノスタルジックな気持ちで仙台へ帰りました。
出会ってくれた全ての方に感謝を込めて、今回の旅は終わりとなります。
近いうちにまた盛岡に遊びにいきたいな。ライブでもプライベートでも、今度はわんこそばも食べたいしね。
盛岡、ありがとうございました!