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冬の庭から

2024年7月2日

あら、あっという間に2024年も半分が過ぎてしまいました。ニュージーランドは冬です。とはいっても私が住むオークランドは温暖で、この数年は霜が降りることもありません。という話を先日、クライストチャーチの方としたら、「霜が降りない冬!」と、とっても驚かれてしまいました。

今冬のモクレン第一号です。
くしゅくしゅっとした寝起きから
うーんと伸びをしています。
初めて種まきに挑戦した葉ボタンがすくすく育って
見るたびに「ふふふ」とほくそ笑んでいます。
日本では冬の風物詩という感じですが(たぶん、今でも?)
こちらではあんまり見かけません。
この間ガーデンセンターで苗を売っているのを発見したので
人気が出るかも。
植えっぱなしのフリージアが今年も咲いてくれました。
でもあんまり香りがしなくて(はいつくばってかいでみた)
早すぎたのかな?
日陰コーナーでは、スノーフレークがひっそりと開花中。
白い花びらの一つひとつにきちんと入っている
緑色の水玉模様がかわいくて
自然っておもしろい。
こちらの日陰をちょっとのぞいてみたら
カラーがどんと咲いていました。
数年前に植えたボケは元気いっぱい。
明るい色で庭を彩ってくれています。
畑でこぼれ種から増えたブロッコリーが花を咲かせていたので
黄色い菜の花として
食卓を飾ってもらいました。
ビンの蓋に置いたのは
先日旅行したWhanganuiのマーケットで購入した陶器の花挿し。
それぞれの枝がきちんと立ってくれていい感じ。
(プラスチックのオアシスはもう使わないようにしようと思っています)
ラナンキュラス長者を目指して
去年の球根に加えて
初めて去年の花から採った種を蒔いてみました。
今のところ脱落者はいないけれど
冬を越して
春に何本が花を咲かせてくれるかなあ。

ガーデニングって早くても数カ月先、遠い先のことを思う作業ばかりだから、ガーデナーって気長でのんきで前向きな人が多いように思います。そして植物たちは、私のいたらない世話に文句も言わず、邪魔をしている草を抜いたり、土を足したりして、枯れた枝を切ったりして、ほんの少しの手入れをすれば、それにこたえて、私を楽しませてくれます。そんな植物たちを愛で、感謝しながら、ちょっとずつ、春の準備をしていきます。

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