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深夜のテンションで発行小説第二作品目構想を語る

はじめに

文学フリマ一週間前と云うことで、売れるかどうかも解らないのに楽しみです。
初参加の文学フリマ東京37ですが、38からは入場料有料(1,000円)、39はビッグサイト開催など、色々と発表があり、テンションが上がりますね。
5月開催の38にも申し込みまして、次の作品の構想などをこのテンションが高い状態で語ろうかと。
そもそも、私は基本的に5作品くらい同時並行で物語を作っているのが常でして、どれを二作品目にしようかと思っておりまして、候補の二作について語ろうかと。
そもそも、他の記事でも云っていますが、フリゲ界隈に身を置いているのですが、自分の物語を読んでもらいたいのが一番の動機だし、何だったら私は私の文体が好きなので、小説という媒体で読んで貰えるととても嬉しいのです。いや、素人が文体とか云ってんじゃないよって感じですが。
と、つらつらと思いを書いていますが、本題に入りましょう。

候補作品

ルドベキアの花束

ジャンルはSFで、私の作品の中では多分唯一の「SF」というジャンルになります。ただ、多くの皆さんが想像するようなSFとは若干違うんじゃないかなと思うところもあります。
あまり機械とか戦艦は出てこないし、AIも出てこないし、戦闘ロボットとかも出てこない。
じゃあ、何を持ってしてSFと云うのか。
「宇宙社会」が発足して、その宇宙社会の秩序を司る正義の集団《煉獄》。地球だけでも正義って難しいのに、宇宙社会で色んな価値観のある生き物たちに対して何が正義で何が悪なのか?
何故生き物は「犯罪」を犯すのか? それは欲があるからなのではないか? 宇宙社会が発展していく中、宇宙の外に出たいと云う欲求。不死になりたいと云う欲求ーー。それらは一種の悪となり得る。
この物語は、ブレーンワールド仮説が正しい世界観。全ての力が統合された「式」が完成し、宇宙が本当に9次元であることが立証されている。
ーーと云う、まだ完結していないのでどこまでこの構想が反映されるか解らないのですが。そんなわけで、先日大量の資料を購入してきたりしました。
この物語は「秩序の章(上巻)」「混沌の章(下巻)」「蒐集の章(短編集)」の構想でして、まぁ先が長い。物語の整合性が取れないと勿論ダメなので、「5月に上巻」「11月に下巻」と考えていても、上巻を販売する時にはもう下巻も書き上げておく必要がある。さて、頑張れるか!?
ちなみに、これも構想自体は高校時代のものでして、タイトルが「ダークマター」という直接的なものでした。改めて作品にする際にタイトルを再考し、正義と云う花言葉を持つルドベキアを採用しました。
ちなみに、ギャンギャンに厨二病設定なので、惑星の名前も『逸脱した曖昧(ディヴァイタル・ファジー)』『罪人の誘い(シンナーズ・ジャック)』『大いなる技法(アルス・マグナ)』みたいなネーミングです。でも厨二病っていいと思うんです。幾つになっても。

夏休みは時計仕掛け

ジャンルは和風ファンタジー。一作目が和風ファンタジーなので、二作目も和風ファンタジーにすべき、とも思って、こっちが有力かなって思ったり。現在200ページまで執筆済みなので、あと100ページ分頑張ってます。
簡単なあらすじは(まだ全然精査していない)、小学生の主人公「コウコ」は夏休みの間、おじいちゃんのお家で過ごす。おじいちゃんのお家には、沢山の神様や精霊、幽霊が居る。夏休み、コウコは神様や精霊、幽霊たちと思い出を作っていく。
この物語は、半分はエッセイみたいなものだったりします。自分が小さい頃に居た家が舞台で、実際に主人公のコウコが住んでいる家の描写がありますが、まんま自分が住んでいた所です。
主人公はいわゆるお化けとかが視える設定なのですが、自分は記憶はないし、そもそも既に私は科学を信仰しているので、信じてすら居ないけれど、でも幼いあの頃、裏庭には確かにお稲荷さんが住んでたし、庭に居る水仙や松は生きていたし、空き部屋になっていた所には、氏神様がいたし、お盆になったらご先祖様がお家に帰ってきていたのだ。
幼い頃は、本当に神様は身近に居た。
そう云う「架空の思い出」を詰め込んだ一作で、これもまた、形にしたいもの。

結局…そしてそれ以外の物語

多分、現時点では「夏休み」の方が可能性が高そうです。がんばるぞー。
その他、ガチガチのファンタジー作品も後に控えているし、ネタは尽きません。死ぬまでに全部形にしたいよ!
当然、フリゲも継続してリリースしていくつもりですし、黒うさBOXの作品を気に入っていただけたら嬉しいです。
文学フリマでは、たくさんの人に物語を手にとってもらいたいな。


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