私の自信を叩き潰していく大人たち
「いやいやいや・・・君はなんでそうなるのかなあ。」
「普通○○だよ、みんなそうしてる。」
「えええ~・・・なんで(苦笑)?」
これらは、
さんざん悩んで進路を決めたとき、
勇気を出して自身の考えを伝えたとき、
意気揚々とこうしますと言ったとき、
周囲の人間たちに言われてきた言葉である。
当時は、自分を丸ごと全否定された気分になっていたし
私が間違っているのかと不安にかられていたけれど
今ならわかる。
全然そんなこと無いって。
特に、学生時代とか子どものときだと
なかなか個人で身動き取りづらい部分があるから、
親とか学校のクラスメイトとか、
その狭い世界が全て!みたいなところがあって
難しいんだけど、
近しい人間にとやかく言われたからって、どうか必要以上に落ち込まないで欲しいなと思う。
世界は広い。
たった一人の人間に否定されたからといっても
あなたの尊厳や思考の価値が失われるわけではない。
家族全員に反対され、否定されても
他に学校という場があれば、頑張れるし、
その中の一人にでも、素敵な夢だね!
って言われれば、きっと嬉しいはず。
家でも学校でもダメなら
地域のコミュニティ、趣味仲間、行きつけのお店、ネット上の交流。
今だったら、探せば結構見つけられたりする。
中でも、年齢性別様々で
多種多様なバックグラウンドを持った人たちが
集まるところは面白い。
いろいろな人生経験を聴けるし、
その上でみんな違う意見と視点をくれる。
◇
そういえば「現代人の生活は、箱から箱への移動である」
と聞く。
学生であれば、
家という箱から
電車という箱に乗り
学校という箱へ移動して
そして箱へと帰還する。
社会人も同様に。
この”箱”の数が多ければ多いほど、
すなわち、多数のコミュニティへの所属は
ストレスもあるが、精神的安定感も得られるらしい。
◇
話がそれてしまったけれど、
言いたかったことは、
そして最後の最後、自分に優しくしてあげられるのは
自分自身だと思います。
私は、短絡的に人を挫けさせる言葉を投げかける大人たちには
絶対になりたくないと思っている。
あの時、私が大人たちにして欲しかったことを、
関わる人に対してできる人間になりたい。
そう願う。