徒手筋力検査法(MMT)について初心者向けにまとめてみました!
初めましてタオルです。
今回は、リハビリ医学について勉強する機会があったので、徒手筋力検査法Manual Muscle Testing(マニュアル マアソオ テスティング)通称MMTについて初心者向け?に簡単にまとめてみました。
この記事を読破するのに必要な時間は5〜10分ほどだと思います。
MMTとは筋力レベルを6段階ごとに判定する検査のことで主に医師や理学療法士がこの検査を行なっています。リハビリ等の分野で使われています。
方法1 対象の筋を等尺性収縮させその状態を保持するように指示をする。(等尺性収縮とは筋の長さが変わらない状態である。下画像の状態が当尺性収縮状態である。)
画像出典サイト名「テニス肘とは|右京区平川接骨院/鍼灸治療院グループ」https://uzumasa-hirakawa.jp/2495/
方法2 検査者が伸長方向に徒手抵抗を加える。その際の収縮保持能力を判定する。(伸長方向とは筋が伸びる方向である。下画像の右の方向である。)
画像出典サイト名「サルでもわかる、伸張性収縮(エキセントリック収縮)の特徴」https://sprint-condition.info/category10/entry195.html
・検査の重要なポイント
検査の信頼性や妥当性の観点から全ての検査対象者に同一の最大徒手抵抗を加える必要がある!
・検査結果を表す6段階
5(Normal):運動範囲全体に渡って動かすことができ、最大の徒手抵抗に抗して最終運動域を保持できる。
4(Fair):運動範囲全体に渡って動かすことができるが、徒手抵抗には抗することができない。
3(Fair):運動範囲全体に渡って動かすことができるが、徒手抵抗には抗することができない。
2(Poor):重力の影響を除いた肢位でなら、運動範囲全体、または一部に渡って動かすことができる。
1(Trace):筋収縮が目に見える、または触知できるが、関節運動はおこらない。
0(Zero):筋収縮・関節運動は全くおこらない。
MMTのイメージ
画像出典サイト名「理学療法士|過去問試験問題集」http://workbookapp.net/item.php?app_name=physiotherapist&wb_id=201503&q=3&question_num=3
・もっと詳しくMMTを知りたい方のために
1 サイト名「徒手筋力テスト(Manual Muscle Test;MMT)|知っておきたい臨床で使う指標[6]https://www.kango-roo.com/learning/3340/
2 西守 隆,長谷川 治,「徒手検査法 第7判」https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkpt/3/0/3_0_89/_pdf