俳句 紫陽花
紫陽花のブルー溶け出し夕暮れる
紫陽花や歴史を咲いて静かなる
写真はあじさい色の夕空
飛行雲が長く残るのは天気が下り坂の時だそうです。なるほど、今日は朝から雨が降っています。
あちらこちら紫陽花が花盛りですが、その多くが西洋紫陽花らしいです。
?もともと紫陽花は日本に古くからあったはず。古い日本画にも描かれています。
そういえば シーボルトがオランダに持ち帰り、オタキさんを懐かしみ ヲタクサ(otakusa)と名付けた というようなことを思い出し、調べることに。検索してみると…
もとは、「ガクアジサイ」が日本固有種で、それが変化し 手毬咲のホンアジサイ になり それがヨーロッパに渡り 品種改良され、逆輸入され西洋紫陽花として 盛んに植えられているようです。
六甲山系に自生する ヤマアジサイ「シチダンカ」はシーボルトが発見して持ち帰り 暫くは 幻のアジサイと言われていたそうです。
その色彩の妙 一度 見てみたいと思いました。
四国の山中深くにも、ヤマアジサイが自生して
幽玄な風情であったことを思い出しました。足が確かなうちにもう一度登りたいです。さて、今もあるでしょうか。