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俳句 閉塞成冬 の頃

    指先が冷たい磁器の皿の白

    冷たきは朝の自転車ひざこぞう

             冷たし…季語  

 
大雪(たいせつ)二十四節気
   北風日増しに強く、雪大いに降る
閉塞成冬(へいそくふゆとなる)七十二候
   冬気強まり、人も生きものも万物みな
   閉じふさがる頃

写真は 蓮 と 千両
七十二候の言葉に 俳句と絵を創作する ことに挑戦中(只今64/72)

 朝の台所は 冷え冷えとしています。暖房をつけ 温まったかなと思っても 食器棚から取り出す皿の冷たさ、 指先は ことさら 冷たし…です。

 むかし、自転車通学でした。冬の朝 制服のスカートの膝小僧の寒さは 身にしみついています。
 冬がきて、今は 暖かいパンツで自転車を漕いでいますが、 かつての膝小僧が 記憶の中で冷えています。

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