見出し画像

俳句 風の駅

   熟れ麦の薫るや風の駅無人

   麦熟れて揺れる畠は風まかせ

 
 昔、初めてこの駅に降りた時 遥か先まで見渡せました。駅の側にタクシー屋さんが一軒あるばかりで、一面の麦畠です。
 今は駅の周辺に家々が立ち並んでいますが、それでも、線路を挟んで麦畠が広がり、この時期は麦刈りのコンバインの音が遠く近く重なり合い、そこへ踏切の警笛と、電車が来て 音の景色が楽しめます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?