俳句 銭湯
どの人も着ぶくれ脱衣かご満杯
季語…着ぶくれ
銭湯 と聞いて懐かしさで一杯になりました。プレバトのお題です。
今は 銭湯と言えど イメージは温浴施設。むかしの話で恐縮ですが、思い出の中の銭湯は 一日の終わりの行事のようなものでした。小学校の低学年頃までの記憶です。
冬は億劫でした。それなのに 銭湯の思い出は冬ばかりです。
夜、家族でひとかたまりになり 行きました。ケンカしてても、叱られてても、帰り道には すっかり忘れ 行きの寒さが嘘のように ほかほかです。家に着く頃にはまた寒いのですが…
今思いますに、あの短時間の 寒→暖→寒で一日がリセットされていた気がします。なかなか良い仕掛けでした。