俳句 熊蟄穴 の頃
片恋を編みしマフラー色褪せず
電飾の明滅にじむ雪催い
熊蟄穴(くまあなにちっす)七十二候
熊が寒さを避けて冬眠する頃
写真は シクラメン と クリスマスツリー
七十二候の言葉に合わせ 俳句と絵の創作に挑戦中です(只今65/72)
高校生の頃、女子の間で、休み時間に毛糸のマフラーを編むのが流行りました。
勿論 意中の男子に渡したいのですが、冷やかしてくる友人には 自分のもの と 言い訳します。
そして、結局渡せないまま、はつ恋は片恋のまま、自分の首元に巻きました。染色技術がすばらしいのか、長く色も変わらずきれいなままでした。
その頃の 流行りの歌は 『シクラメンのかほり』 口ずさみながら毛糸編む休み時間は 短くも幸せな時間でした。
いつの頃からか 家屋の電飾が流行り お見かけします。電飾も天候や気温によって 見え方が変わるので 面白いと感じます。