ヒメモンステラの話
突然の興味
6年前に家に来たらしい、妻がお世話してくれていたヒメモンステラに興味が移り、世話をさせてもらうことにした。ちなみに来た時の記憶はまったくない。ほどに興味がなかった。アップルミントがそこそこ育ち、味を占めたのだと思う。
植え替えたくなる
2021年の2月頃に始めたのだが、陽当たりの足りないせいか栄養のせいか(後述)、節こそ立派なるもヒョロリとただ伸びる1本の茎(蔓)。一言でヒメモンステラと言っても実は種類も多いようなので、他人さまのモノと比べても仕方ないのだが、どうも様子が違うようだ。
せっかくワイルドな葉っぱをつけるので、モサモサっと繁らせたい。ただ執筆時点の2021年4月には、モサモサっと繁ったあとの置き場所が見つかっていない。
そんな事情で毎日の観察と水やり、Web記事調査が始まったわけだが、だいぶ経ってあることに気がついた。これ土じゃなくてハイドロボール、水耕栽培的なやつだ。一般的にはその鉢に長く乗っていた固形肥料では足りず、液体肥料を継続的に与えないといけないらしい。購入時にお店が教えてほしいものだと思ったが、これに限らず、見た目優先でそのまま育ててもすぐ枯れそうな売り物が多く存在することを、最近いくらか知らされた。初心者向けに見えてまるで違うという例だと思う。
加えて、茎の長さに比べて鉢がかなり小さく、すぐにでも植え替えるべきだと感じた。植え替えや剪定の時期とされる春までが待ち遠しかった。
確実にあると思ったので撮らなかったのだが、植え替え前の写真がない…残念。鉢はこんな、水位計つきの小さな籠つきのやつです。狭い。
植え替える
4月になると、先端に新たな葉が伸び始めたので、そろそろ良いかと思う気持ちと、葉が完成するまで待ってあげたい気持ちとで戦ったが、植え替えたい欲求が勝った。
うーん
うーん。先端に近く目立つ成長点があるので、ここから新芽が出てくることを願う。けど根本から分岐しないと頭がどんどん重くなる。うーん。でかい(重い)鉢と支柱かな。土も重めの。うーん。今でさえスポッと抜けそうなんだよな。うーん。
水挿す
ちなみに植え替えと剪定の時期は重なるので、同時に済ませるのがいいらしいという尤もらしい理屈にのり、プラスチックの鉢と観葉植物の土に植え替え、2節ほど切ってみた。いくつか育ってくれれば色んな置き場所を試してみたいところ。
支える
なお間延びした茎は想定通り固定が難しく、不恰好だが一旦ビニール紐で固定をした。水差しがうまくいけば本体は根元の方で切り戻して復活を願うべきか、根が張れば安定してこの姿でいけるのか、様子を見たいと思う。
樹液に注意しろ
あとこの、切り口からポタリポタリと垂れる水は、根が吸い上げている水なら嬉しいのだが、どうなのだろう。シュウ酸カルシウム?とかで肌に良くないらしい。
しばらくは、注意深く観察していこうと思う。
続き
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?