3行日記 #213(つるつる、目頭、故障)
八月十五日(木)、晴れ
昼、恒例のつるつるへ。お盆で混んでいるので、十一時の開店と同時に店に入った。コロナ後に配膳ロボットが導入されたのだが、運んでくるときに音楽を鳴らしながら移動する。その音楽がしばらくは耳に残るが、店をでて半日もすると、すっかり思い出せなくなってしまった。おろし蕎麦と天ぷらのセットを食べた。
実家をでる前に、妻と二人でおばあちゃんの手を握った。すると、おばあちゃんの目頭に涙がたまったように見えた。堰き止められたダム湖みたいに、目頭に涙がたまったが、流れ落ちはしなかった。
午後、普通列車で福井から敦賀へ。途中下車して駅前を散歩。降りたときに毎回立ち寄ると決めている銀河鉄道の銅像のところに行った。いつもは台座にあるボタンを押すとゴダイゴのあの曲が流れるのだが、きょうは押しても何もはじまらなかった。壊れたみたいだ。お土産に五月ヶ瀬などを買った。一時間ほど散策してから、湖西線の新快速にのって京都に戻った。