3行日記 #164(新入り、90年代、はまちょん)
三月二十三日(土)、雨のちくもり
朝、プレゼントをもらう。シャツと新しい箸置きと手紙。箸置きはハン、モック、ケンケンと同じ作家さんのシリーズで犬のやつ。ひとまわり大きかった。ありがとう。
午前、久しぶりに北大路ビブレで書き物。
午後、妻の職場の展示会の準備を手伝った。梁に養生テープを使って、運動会でよくみかけるいろんな国の国旗のついた紐を装飾し、玄関と各部屋の入り口にのれんをつけた。明日は子どもたちと保護者のひとも集まるみたい。作業中、九〇年代のJポップを流していたのだが、あの時代の曲にしかない力強さを感じた。
夕方、バスで北大路から元田中へ。中華料理屋で酢豚、唐揚げ、餃子、中華飯を食べた。そのあと近くの雑貨店で、プレゼント用の雑貨、自分用には鳥と栗のシールを買った。次の予定まで少し時間があったので散歩していると、家の玄関の前で女の子が泣いている。帰りたくないとわがままを言って泣いているのかなと思ったが、玄関に近づくと、怒鳴り声が響いてきた。くわしいことは分からないが、おそらくその女の子の両親と思われる二人が、大声で喧嘩していた。なんともいえない気持ちになった。
夜、元田中の喫茶店のイベントへ。まっつん、はまちょん、と呼んでいるのに笑ってしまった。なんにしろ、人前にたって、自分を表現して、すごいと思った。遅くなってしまったので、チャックの散歩は休んだ。ごめんね、また明日ね。