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色覚検査を受けてきました:その1・眼科クリニック編

T.M.Revolutionの47都道府県ツアーの長崎公演の日程が知らぬ間に発表されていて、ファンクラブ先行抽選が知らぬ間に始まって終わっていた事を知り、ベッコリ凹んでいる次第です。まぁそれはさておき。

長崎産業保健総合支援センターでのCUD研修、今年度の3回分が無事?終了しました。残すは3月の長崎県医師会主催の産業医研修会でのCUD研修のみです。この準備にあたり、長崎県内でアノマロスコープ検査を行えるのが長崎大学病院だけかもしれないという事を把握しました(大学医局へ電話で問い合わせて、正式に見学にお伺いしたのです)。

これまで色覚検査を医療機関で受けた明確な記憶が残っておらず(子供の頃に受けた様な気はするんですよね)、ならばしっかり受けておこうかな、アノマロスコープ検査も研修講師をするなら体験してみたいなぁ、などと考えまして。まず本日は近所の眼科クリニックへ行ってきました。

実施したのは仮性同色表(石原表・大熊表)とパネルD-15テスト。

まずは仮性同色表。石原表はこんなヤツですね。ちなみにこれは私物ですが、研修の資料作成や研修当日に受講者に実物を見てもらうために購入したもので、自分で検査するためだったり正解を覚えたりするために購入したわけではありません。

石原式色覚検査表

まぁそんなわけ?ですので、結果は散々でした。石原表については、38表中で一般型の見え方の回答だったのは8表。うち2表は検査方法の説明のための図表なので誰でもきちんと読めるため、一般型の見え方の回答は6分の1でした。しかし誤読率と色覚特性の強弱との相関は弱いため、これで分かったのは「多分2型(D型)色覚かな?」という事。

次いで、パネルD-15テスト。これは2回行います。個人で購入できる価格ではない(86500円・税抜)ので、分かりやすい説明のページへのリンクを張っておきます。ありがたいものです。

リンク:安間眼科「色覚検査」

さて、パネルD-15検査の結果ですが・・・、

2回とも完全正答でクリアしました。これには自分でもビックリです。

まぁとにもかくにも、私の色覚特性は軽度の2型(D型)3色覚なのだろうという事になりました。まぁ色でのコミュニケーションにそれほど不自由していない事を考えればそうなんだろうなぁと思ってはいましたが、キチンと検査してスッキリしました。

そうなるとアノマロスコープ検査を受ける臨床的意義はほぼなくなってしまうわけなのですが、目的の一つは「体験」ですので、お手間をかけさせる事になり恐縮なのですが紹介状を書いて頂き大学病院の診察予約を行って頂きました。ありがたい事です。

アノマロスコープ検査を受けましたら、どんなものだったかをコチラでお知らせしようと思います。

追伸
さてここでちょっとモヤるのが、色覚補助メガネを購入した際のパネルD-15テスト的なものの検査結果。テストレンズ未使用時の結果はこんな感じでした。

色覚補助レンズを購入する際に行った、パネルD-15検査的なものの結果(テストレンズ未使用時)

見事に荒ぶっています。今回の結果は完全正答だったので、この違いは何なのだろうなぁという考察を行いました。

  1. 「的なもの」はあくまで「的なもの」。正式な検査ではないので、結果も異なるものとなった。

  2. 元々「色を見分ける能力」はそれなりにあるものの、「色を見分ける技術」が身についていなかった。CUD研修を行うにあたり改めて色覚に関する勉強・CUDに関する勉強を行ったため、「色を見分ける技術」を身に付ける事ができた。

2.であるならば、自分の得手・不得手を知るというのは大事ですね。

とは言え、こんな感じのものの色識別はやっぱり苦手です。

「あいさつ道路」の色に注目

「あいさつ道路」の色、赤だと断言できないんですよねぇ。特に夕暮れの様な薄暗い環境だと、緑にも見えるし赤にも見えるし、という感じです。

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