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『運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」』

5月、私は橘玲先生のご著書にハマっていた。

私は誰か一人の先生にハマりこみ、とことんご著書を読み耽る!タイプの読者ードクシャーではない。すぐに他の本やジャンルに目移りしちゃうからだ。

が、しかしッッ。

橘先生は違うのです。私の性癖がこの先生に限っては当てはまらない。
(ちょこちょこと浮気しつつも)橘沼にハマったままぬけらんなくなってる自分がいる!

だって先生、煽りが上手すぎるんですもん。たとえばこういうのとか。

第1章 運すら遺伝している
     ーーDNA革命とゲノムワイド関連解析ーー

『運は遺伝する』もくじより

これを読まずにいられましょーか。
てか、この本、専門的すぎて半分くらい『なんのこっちゃ』なかんじではありましたが、それでもやっぱり面白かった。

現代の脳科学ってこんなに進んでんの?と驚きつつ、橘先生も試してみたという遺伝子解析を私も試してみる。

したら、どえらい偏った結果が出てしまい、ちゃら~~っと読み流していた4・5章を目を皿のようにして読み直すこととなってしまった。

第4章 パーソナリティの正体
第5章 遺伝的な適性の見つけ方

4章では最新の脳科学研究の動向とともに、ビッグファイブの各5要素が詳しく解説されています。

なぜこの2章なのかといったらそれは、次女の性格傾向が私にくりそつだから。
検査を受けられるのは18歳以上なので今すぐに調べてみることはできません。ゆえに私が彼女へ抱く印象が『ほんとう』のものかどうかはわからないんだけど、しかし「こんだけ似てんだから、手持ちの要素も似てんじゃないの!?」と思わずにはいられないのであります。

子育てにおいて親にできることなどさしてない。(by.ゲノム)

けどね、親の手が届く領域だってちゃんと残されてるって思いたい。
『いいところ』はなるべく伸ばしてあげたいし、『ニガテで下手くそな部分』はできるかぎりフォローしてあげたい。その子の個性にあわせてベストなサポートができたらいいなって、ま、親なら皆そう思うわけです。

今回の遺伝子解析が今後の子育てにチョットでも役立てばいーなと思う(^^)!

*****

それにしても。
なんとも不思議かつ面白い体験ができてしまった。
橘先生、ありがとう。


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