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『学びのきほん ブッダが教える愉快な生き方(教養・文化シリーズ)』

生・老・病・死。
人の世の苦しみを知ってしまったブッダ様。

人間の苦しみを解消する方法を知りたい。人生の真理を学びたい。そんな新しい学びへの思いが募り募って、ついに門の外の世界へと飛び出しました。二九歳のときのことです。

本文より

ほうほう。そのくだり覚えてます!
むかーし読んだ漫画伝記シリーズ、アレを思い出す〜う!などと手元のご著書に頷きつつ、ふと思う。
『さとり』を抽象の頂点においた場合の具象って何になるのかな、と。

『人間の苦しみを解消する方法』と聞いて、まず私が思い浮かべるのは医療や福祉、社会保険といった社会保障制度だけど、これらのものがさとりという抽象の下にくる具象かといったら、なんか違う気する(ゼロじゃないかもですが)。

さとりって、真理って、他の何よりも高尚で尊そうな存在なのに、頂点に据えたんじゃうまくいかない(他の良きものたちがさとりの傘下におさまってくれない)。ってことはつまり、さとり(宗教概念)が世の中の頂点ってワケじゃないのだたぶん。

で、今度は『さとり』を下ろして『苦しみの解消』という抽象を頂点に据えてみる。そしたら、さとり(宗教)も社会保障も同じく下位ポジションに横並びとなってしっくり度が格段にアップ。

おおっ、なんか心地よく収まったカンジがするんですけどっっ。
ってか、なんなら推し活もパチンコも酒もタバコもここに横並びでよくないか? (←絶対怒られるやつ)

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実は私、宗教というモノの取り扱いについて大変困ってた。いったいドコの何分類なのか。宗教なるモノを(自分の中で)どこらへんに位置付けておくべきかがわからなかった。
が、しかし。

ヨシ決めた。今決めた。

宗教、医療、福祉、その他便利な社会保障サービス、推し活、カラオケ、酒、タバコ、旅行、女子会、森林浴、パチンコなどなど、ここらへんまとめてぜーんぶ横並び。
(それがいいモノか悪いモノかの判定は置いといて)ザックリ同じ括りにしとこ。

うむ。いいねいいね。自分史上最高にスッキリ。
(※あくまでも個人の感覚です。ご不快に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、けっして人様にオススメするモノではありませんのでご容赦を)

私にとってはnoteも同じカテゴリの仲間かな。
本読んで、 → あれこれ考えて、 → ぺっぺと吐き出す。noteに。
note様、日々楽しませて頂いてます。どうもありがとう。

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さて、続き読むかっ。(まだp.18)


89/200 2024.4.10.

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