『学びのきほん ブッダが教える愉快な生き方(教養・文化シリーズ)』
生・老・病・死。
人の世の苦しみを知ってしまったブッダ様。
ほうほう。そのくだり覚えてますよっ。むかーし読んだ漫画伝記シリーズ、アレを思い出す〜う! などと手元の本に頷きつつ、ふと思う。
『さとり』を抽象の頂点においた場合の具象って何になるのかな、と。
『人間の苦しみを解消する方法』と聞いて、まず私が思い浮かべるのは医療や福祉、社会保険といった社会保障制度です。が、これらのものがさとりという抽象の下にくる具象かといったら、なんか違う気する(ゼロとは言いませんが)。
さとりって、真理って、他の何よりも高尚で尊とうとそうな存在なのに、頂点に据えたんじゃうまくいかない(他の良きものたちがさとりの傘下におさまってくれない)。ってことはつまり、さとり(宗教概念)が世の中の頂点ってワケじゃないのだ。
当たり前っちゃ当り前のコトなのかもしれません。しかし、肌感覚的になのか何なのか、どうも私はこのあたりでイメージ的なエラーを起こしがちなのです。
で、今度は『さとり』をポイして『苦しみの解消』という抽象を頂点に据えてみる。そしたら、さとり(宗教)も社会保障も同じく下位ポジションに横並びとなってしっくり度が格段にアップ。
おおっ、なんか心地よく収まったカンジがするんですけどっっ。
ってか、なんなら推し活もパチンコも酒もタバコもここに横並びでよくないか? (←絶対怒られるやつ)
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実は私、宗教というモノの取り扱いについて大変困っておったのです。アレはなんなん? いったいドコの何分類?・・・みたいな。
宗教なるモノを(自分の中で)どこらへんに位置付けておくべきかがわからなかった。
が、しかし。
ヨシ決めた。今決めた。
宗教、医療、福祉、その他便利な社会保障サービス、推し活、カラオケ、酒、タバコ、パチンコなどなど、ここらへんまとめてぜーんぶ横並び。
(いいか悪いかの判定は置いといて)ザックリ同じ括りにしとこ。
うむ。いいねいいね。自分史上最高にスッキリ。
(※あくまでも個人の感覚です。ご不快に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、けっして人様にオススメするモノではありませんのでご容赦を)
私にとってはnoteも同じカテゴリの仲間かな。
本読んで、 → あれこれ考えて、 → ぺっぺと吐き出す。noteに。
note様、日々楽しませて頂いてます。どうもありがとう。
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さて、続き読むかっ。(まだp.18)
89/200 2024.4.10.