見出し画像

『ガチャガチャの経済学』

ガチャガチャ業界について教えてくれる本。

ガチャガチャの歴史、ビジネスのしくみ、フロントランナーインタビュー、それから進化を続けるガチャガチャ業界最新トレンド。
最後は森卓先生のインタビューで〆(先生っ、おかげんいかがですか。お身体心配です・・・悲)。


ガチャガチャ業界って素人目にもとっても元気そう。
実際大躍進らしく、2022年の時点で市場規模はなんと610億円!!
ーーーと、物凄いことのように書いてあったので、たぶんスゴイのだと思う(^^ゞ

著者は『ガチャガチャ元年』とされる1965年生まれ。
ガチャガチャ業界歴25年の、日本ガチャガチャ協会代表理事小野尾先生。

先生はおっしゃる。
ガチャはメディアだと。

メディア(media)は、情報記録・伝達・保管などに用いられる物や装置のことである。媒体(ばいたい)などと訳されることもある。
記録・保管のための媒体(記録媒体記憶装置)と伝達・コミュニケーションのための媒体に大別することができる。
また不特定多数の受け手を対象に情報を発信する報道機関の「マスメディア」や「マスコミ」を指すこともある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ほうほう・・・・と読むうち、ふとあるガチャのことを思い出した。
それがこれ。

あれは去年、ショッピングモールのガチャコーナーを歩いていた時のこと。
突如次女が、上記シリーズのウイスキーがほしい!って言いだしたのだ。
小6の次女が。

「ママ、300円!」
「なっっ・・・・にいいいッ???」

いったいなぜ!?
困惑する私に次女が言う。

「ママっ、概念よ!!」と。


文スト中也推しの次女。
青の時代・・・だったかな? 彼がウイスキーを飲むシーンがあるのだ。それを次女に言われて思い出す。
ああ、そうか。ハイハイ、アレね。あのウイスキーね。

つまりです。
どうやら次女の中ではーーー

文スト中也 → ウイスキーガチャ(媒体) ← 次女

ってことのよう。
なるほどなるほど、たしかにメディアだ。メーカーの意図とは全然違うトコに着地しちゃってるけど。

斯く言う私もガチャガチャは大好き。
先日、つい手を出しちゃったのがこちら。

結果、月光ブレンドを手にした私だったがーーー


「・・・・・・・・」


なんだかチョット物足りない(※ガチャのせいではありません)
次女のように概念一本で満足できない私には、コラボカフェのほうがよかったんじゃないかと思う。


14/200 2024.1.18.

いいなと思ったら応援しよう!