不安水域。だから書き起こす。
まだ大丈夫。
このくらいならそのうち持ち直せる。
底を見て来た私だから、これ以上はアウト。危険水域。を見極められる。
だからまだ大丈夫。
それに、あの日々には絶対に戻りたくない。
一度帰ればどんどん沼に落ちていく。
通院の度に増える薬と副作用。
そもそも病院選びが至難の業。
そう思うほどに、より一層強まる「まだ、大丈夫」。
でも、そう唱え始めてからどれくらい経つだろう。
長らく持ち堪えられているのだから、このまま持ち堪えられるのか。
それともある日突然、ベッドから起き上がれなくなるのか。
毎朝、どんなにすっきり眠れた日でも、起きて数秒後には疲労感。
午前中から使い物になる日はほとんどなく、夕方ごろから気合いが入るので残業が続く。
土日もやっぱりお昼過ぎくらいからようやく動けるようになるので、やりたい事がろくに出来ないまま、休んだ気もせず迎える月曜日。
動けない時間=休んでいる時間
であれば良いのだけれど、こういう状態において、動けない時間は「休息」にはならない。
疲労感や不安感、時に身体的な不調に苛まれているだけなので、休息ではなく戦いの最中。
決して夜型になっているわけではなく、規則正しい生活をしているのに。(忙しくて食事は不規則極まりないけど)
とにかく毎日どこかしらの不調、違和感、痛みがあって、ゆえに常に不安で、ゆえに常に憂鬱。
なのに常に仕事だけは切間なくやって来る。やってもやってもやって来る。
会社はあなたの人生まで背負ってくれない。
でも、稼ぎがなければそれこそ自分を背負えない。
でもだけど、果たしてこのままでどこまで行けるのか、最近は毎日、背中に過去と不安と再発の予感を背負いながら暮らしている。