「石を探して、可也山!」
ついに、ここまでやって来ました。(ただしWeb)
「石を探すには、石凝姥命を探せば良い」と言うことは誰にでも思いつくこと。
実は可也山神社に祀られています。実際に、登山していないので騒ぎが収まれば是非登らなくてはと思っています。
きっかけは、糸島の大石神社。台風かなんかで壊れ西にある日吉神社に合祀したとか聞いたからでした。丁度可也山登山口にあります。
糸島・日吉神社
下の写真は、大正時代の石切場のようす。良質の石材が取れていたがやがて良質は取り尽くされ衰退していったそうです。
大正時代の石切場
山のほとんどは花崗岩で、日光東照宮へ寄進する大鳥居の石材を切り出したほどだったと言います。藩主黒田氏が寄進した糸島の鳥居は、記録があり
・桜井神社の鳥居
・警固神社の鳥居
・高祖神社、雷山千如寺の鳥居
糸島花崗閃緑岩といわれ、石英と長石が主成分で、残りの1~3割が黒雲母などの有色鉱物で、古い文書には大鳥居を切り出した石切場の場所として、「親山(御山)」と「師吉」の二箇所の地名を確認できます。3~5合目以上の山腹に石切り場跡らしき痕跡があり、現在でも花崗岩を切り出した後の残石がかなりの範囲で散見されます。
(資料:糸島魅力みつけ隊ネットワークより)
古代から、良質の石材は利用されてきたんですねえ。よく見つけたものです!
石切場跡
ここは、山頂!良い景色ですよねえ。登ってみたいです。
そうそう、可也神社は、山頂の途中8合目付近。祭神は、神武、木花咲耶姫、宇迦之御魂(豊受姫=石凝姥命)を祀っています。勿論木花咲耶姫は、石凝姥命の義理の母ですね!
ここ糸島あたりは、瓊々杵と結婚した木花咲耶姫が新婚を過ごした所でもありました。
絶景の可也山、石凝姥命(鏡作神)も眺めたんでしょうねえ!