2021年春夏の流れ:甘いディテールと稀有なデザイン
2021年春夏の流れ:甘いディテールと稀有なデザイン
世間はまだコロナ禍が続いている。
この状況もぐるーっと1年が過ぎてしまってます。
物への価値観も大きく変わってしまったコロナ禍。
そこでkeyになるセンテンスをいくつかあげたいと思います。
・明るい色と暗い色
・甘いディテールと稀有なデザイン
・上質とおもちゃ感
・出所不明
・部屋着
・小物使い
・ナショナリズム
今回は、甘いディテールと稀有なデザイン。
甘いディテール
1)レース使い。総レースのアイテムもさる事ながら、ハードなアイテム+レースは象徴的。レザーにレースとかデニムにレースとか。ワークアイテムやミリタリーにワンポイント付け加えたものも良い。
2)ギャザーでボリュームを持たせたもの。
オーバーサイズを絞ってみせたり、パーツでメリハリをつけている。
フリルをパーツに使うのも良い。
3)花柄。刺繍やプリントで割と大胆な抽象的図柄のもので明る目
あるいは
繊細な線画シックな色目
4)薄手素材のレイヤード。
透けるものと透けないものの組み合わせもだが
透けるものの複数重ねも良い。
5)オーバーサイズで子供っぽい華奢な印象を与えるもの。
ボリューム感があるということで、全体的にオーバーサイズはまだまだ続きそう。
それだけで可愛いのだけど
重くならないように気をつけたい。
稀有なデザイン
ベースになるデザインはオーソドックスではあっても、、、
1)パッチワーク的な異素材使いのクレイジーパターンは継続中。
特に、同色系の組み合わせやミリタリーミックスは良い。
2)スリットや切り込みがあったり
リボンやテープでフリンジにしたりで
フラフラ、ユラユラ揺れる印象。
3)パーツのディフォルメ。
オーバーサイズ感もそうなんですが
大きめのポケット、ネオンカラーや反対色のポイント使い。
全体的には装飾性が高くなっている。